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都内最高峰の“肉デート”ができる!年末を締めくくるにふさわしい名店4選

東京カレンダー

年末のデートには、思いっきり贅沢ができる肉の名店はいかがだろうか?

大切な人と今年1年を振りかえりながら、特別な時間を過ごしたい!

そこで、2022年を締めくくるにふさわしい肉体験ができるレストランを厳選。

都内最高峰のレストランが集う港区で、絶品肉グルメを味わえる人気店をご紹介しよう!



※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。


▽INDEX

1.肉の格が違う…!超希少銘柄“但馬玄”を味わい尽くせる店@赤坂

2.肉好きの大人が認める“職人”が腕を振るう肉割烹@麻布十番

3.1日3組限定!最高峰のタンとハラミのコースが話題@西麻布

4.今年は「白トリュフ」を使った“映える焼肉”で勝負する!@西麻布


1.肉の格が違う…!超希少銘柄“但馬玄”を味わい尽くせる店@赤坂
『焼肉 思食』


焼肉業界で類を見ない弩級コースを提供し始めたのも、やっぱり港区の人気店だった。

『焼肉 思食』が今年初旬からスタートさせたのは、希少な“但馬玄”を堪能するためのコース。

価格はひとり10万円。高額に聞こえるが、この肉の詳細を知れば妥当な価格と思うのだ。


港区随一の“雲上コース”が食べ慣れた大人をも魅了する


食べ慣れた大人が多い港区では、“但馬玄”と聞いただけで食指が動く率が高いだろう。

それは、年間25頭ほどしか出荷されない超希少銘柄。一般的な和牛の融点が約25度なのに対し、但馬玄は約12度から溶けだし、その特性を生かすには確かな腕が必要だ。

都内でも錚々たる店のみが手にする但馬玄を赤坂の『焼肉 思食』も扱ってきた。


銘柄牛の中でも特に希少な但馬玄をふんだんに使用!


大好評を得ていたが、だからこそ、レベル違いの牛を日本一楽しめるコースを作ろうと思索。

そうして生まれたのが、1本20万円する但馬玄のヒレを食べ尽くす至極のコースだ。



右上.胃を温めるための「黒毛和牛トリプルコンソメ」。

左上.ベルーガキャビアを1人前半缶のせている「ユッケ」。

左下.『セントル ザ・ベーカリー』のパンを使った「カツサンド」。マスタードの酸味と蜂蜜の甘さが旨みを引き立てる。

右下.伊勢海老を“酔っぱらいエビ”にした「セウジャン」。焼いたエビの味噌を身につけて食べる。



右上.但馬玄の「ヒレしゃぶ」。他にはない厚切りで、噛んだ時のジューシーさはひとしお。

左上.網焼きの肉にトスカーナの白トリュフをたっぷりふりかけた「焼肉サラダ」。店長が以前トリュフ専門店に勤めていたため、突出した香りのトリュフが手にはいる。

左下.「シャトーブリアン丼」の米は、岐阜の「いのちの壱」。大粒で噛むごとに甘く肉の旨みと調和する。

右下.肉出汁で食べる「スダチと梨の冷麺」



カツサンドやしゃぶしゃぶなど5品に但馬玄を惜しみなく使い、焼肉サラダには白トリュフ、ユッケにはベルーガキャビア等、合わせる食材も最高峰。

そして大トリのシャトーブリアン丼の凄みたるや。休ませながら焼いて旨みを閉じ込めた肉は、舌に滋味深さを記憶させる。


そろえるワインも超一流!


余韻の長い肉は、ヴィンテージワインとも好相性。

そのマリアージュを黒で統一したシックな個室で味わえば、港区のおとぎ話の体験者だ!



ワイン選びのテーマは、“5ツ星ホテルのフレンチのラインナップ”。

「ジャック・セロス ミレジメ」や希少な「モンラッシェ」まで、ワイン好きが唸るボトルがそろう。

90年代のボトルが30,000円~、64年でも70,000円以下で開けることができて、他ではあり得ない値付けにも注目だ。



エディブルフラワーのデザートは、女性心をつかむ抜群のかわいさ!


総工費4億円をかけた重厚感ある内観が、特別感を醸す


1階がカウンターで2階が個室。

モルタルを左官仕上げにしたテーブルと、和紙をはった壁が趣たっぷりだ。



イスは牛革のカッシーナで、一脚30万円以上の代物。しなやかな質感で座り心地も抜群。


店長に聞いた、港区の“未来”に向けた今後の展望


「赤坂は40代後半~50代が活発。今は30代の富裕層が生まれているから、その人たちにも満足してもらい拡散してほしい。赤坂を知らないニューリーダーを待っています!」


2.肉好きの大人が認める“職人”が腕を振るう肉割烹@麻布十番
『肉割烹 岡田前』


食通かつ肉好きだったら、岡田賢一郎さんを知らない人はいないだろう。

長らく西麻布で腕を振るい、集大成として一昨年、麻布十番に『肉割烹 岡田前』を開業。

今夜も極上肉による怒涛のコースを求めて、食通たちが地下へ続く階段を下りていく。


ショーさながらのパフォーマンスに盛り上がる!


L字カウンターの延長にあるのは大きなまな板。和牛を知り尽くす岡田賢一郎さんが、そこで松阪牛に刃を入れる。

「今は艶がないけど、空気に触れると真っ赤になりますよ。その食べごろを見ていただきたい」と、自ら実況中継。数秒後、岡田さんの言葉どおり、肉は美しい赤みを帯びる。

次にリズミカルに刻む作業は、包丁による瞬間熟成。まるでアリーナ席で見る和牛ショーなのだ。


究極の素材の掛け合わせが相乗効果を生んでいく


空気をふくませながら切った肉を炊き立ての新米にのせ、その上に店オリジナルのキャビアをオン。

米は肉を温めるため、キャビアは塩気を与えるために存在し、口に入れれば松阪牛ならではの甘みある脂がすっと溶ける。

驚くことに、この生肉丼は大盛りも可能!しかし、後に窯焼きステーキも登場するので抑制を。



米は新潟県三条市産のコシヒカリ。よく混ぜてからいただく。

「季節のおまかせコース」(30,000円)より。



「キャビアは塩辛いのが多いので、自作しました」という自家製キャビア缶。

これを1人前半缶使う贅沢さにも驚く。



大小2種類のサイズの北海道産松茸。

大きい方は松阪牛サーロインとのすき焼きとなり、それも逸品のひとつ。



小さい方は鮑を合わせたお吸い物とし、香りを存分に楽しめる。和牛以外の食材も国内最高峰。



和牛だけで13品続くコースは、港区らしい艶やかな煩悩。

「凄かったね」と言い合う帰り道もまた、いいショーを見た後に似ているのだ。


空間からも高級感が漂う!


カウンターの隣にはスペイン製の窯が鎮座し、火入れも間近で見られる。



座り心地の良いレザーの椅子など、インテリアも細部までラグジュアリーだ。


店主に聞いた、港区の“未来”に向けた今後の展望


「港区のお客さまは面白い方が多いです。和牛だからこそ、そして手作業だからこその美味しさがあります。これからもその過程を一人ひとりにすぐ近くで見てもらいたいです」


3.1日3組限定!最高峰のタンとハラミのコースが話題@西麻布
『焼肉 うし松』


西麻布の『焼肉 うし松』といえば、美女や経営者が足繁く通う港区焼肉の新エースといえる店。

そんな焼肉店が、タンとハラミだけで組む潔いコースを今秋から始めた。

物足りないどころか、未知なる満足感を得られると早くも話題だ。


2種の部位をあらゆる食べ方で楽しめる新感覚のコースに感動する


タンとハラミだけのコースとは大胆だが、実は高級焼肉激戦区の港区で、もともとニーズがあった。

そこで『焼肉 うし松』が「タンをもっと食べたい」「ハラミが最高だった」という声に応えて作ったのが、今回のコースだ。

通常、臓物は多頭から出たものを集めて出荷するため、ブランド牛を厳選するのは難しい。

だが独自の仕入れルートを持つ同店では、タンは松阪市の精肉店からの松阪牛、ハラミも黒毛和牛の雌牛を確保。

1日3組限定で、最高峰のタンとハラミのコースが実現した。



序盤からタンとハラミのユッケで歓喜させ、厳選タン焼肉4種で高揚を加速。

タン元を使う名物「縛りタン」や食感が楽しい「味噌タン下」など、タンも箇所により味がまったく異なり、そんな発見もこのコースの醍醐味だ。



ハラミを使った「自家製メンチカツサンド」。

ごろっと肉感のあるメンチカツは、バターをたっぷり使った自家製コッペパンと相性抜群で、後を引くおいしさだ。



「タン元と九条ネギのしゃぶしゃぶ」。

写真で黒毛和牛1頭分のタン元で、これを30秒しゃぶしゃぶしてぷりっとした食感を楽しむ。焼きおにぎり付きなのがうれしい。

「タンハラミコース」(33,000円)より。


肉厚ハラミはプロに任せて!


さらに、肉肉しい「ハラミ・サガリ食べ比べ」やジューシーな「ハラミメンチカツサンド」が続き、最後まで大人を虜にする。

港区でタンとハラミに没入する夜は、ふたりの共有体験としてもなかなか濃密だ。



このコースでは焼き師がつきっきりで焼いてくれるので、会話を途切らせることなく、ゆったりと贅沢に食事を楽しむことができる。



西麻布交差点を広尾方面に約200m歩いた外苑西通り沿いに、『焼肉 うし松』の暖簾はかけられている。

裏扉から、他の客に会わず入れる個室があるのも港区的。



円卓の個室は、デートで利用するにもちょうどいいサイズ感。


料理長に聞いた、港区の“未来”に向けた今後の展望


「港区は感度が高いお客さまが多い街なので、飲食店も上質でないと認めてもらえません。このエリアにはミシュラン店も多く、僕たちも焼肉店初の星を目指しています」


4.今年は「白トリュフ」を使った“映える焼肉”で勝負する!@西麻布
『西麻布 焼肉X ~TEN~』


名店であっても、何度も訪れたことがあれば既視感は避けられない。

しかし、そんなときでもトリュフという魔法がかかれば、あらがえない最強の一手となる。


白トリュフの妖艶な香りが、今宵の「つかみ」を確実なものに


ここ数年で港区の焼肉界はめまぐるしく変わってきた。

ドラマチックなプレゼンテーションで一世を風靡した『西麻布 焼肉X ~TEN~』もオープンから3年、もはや風格を感じさせる存在だ。

そんな実力店が繰り出す渾身の冬のスペシャルコースなら、贅沢な年末デートに驚きの要素を足すことができる。

例年、冬の豪華食材で客を楽しませていたが、今年は白トリュフにフォーカスするコースへとさらに進化した。



スタートは、山盛りトリュフのプレゼンテーションから。

最高級の白トリュフは今年ますます価格高騰中で、小さな皿に盛ったボリュームでも数十万という、まさに宝石級。

ガラスのフタを開けると芳醇な香りが部屋中に充満し、今宵の期待感も上がる。



「但馬玄の二種ユッケ」。

ユッケの上に、目の前でトリュフを削る。もうひとつはキャビアをのせて。



「但馬玄のバーグサンド」。レアな粗挽きハンバーグをパンで挟む。

パンには店の刻印が。


港区の宝箱を探し出せば、極上牛の美味なる発見に高揚する


そして、うやうやしく巨大な宝箱が登場。それを開けると、美しく盛られた和牛のプレゼンテーションが。この絶景には歓声必至だ。

冒頭で心をつかみ、記憶に強く残る料理の連続は、本命を心から楽しませること間違いなし!



「但馬玄ホルモンチャウダー」。

上ミノ、マルチョウ、ショウチョウなどのホルモンと、玉ねぎやにんじんを加えた軽いクリーム味のチャウダー。ホルモンの脂の優しい旨みが溶け出している。



「神戸牛ハラミステーキ」。分厚くカットしたハラミをジューシーに焼き上げた。



「土鍋炊き込み御飯」。エシレバターをまぶしたきのこの炊き込みご飯は、嗅覚を刺激する。


全室完全個室でプライベート感も完璧!


席は個室のみで、そのどれもがゴージャスな内装。

全室、目の前で肉のエキスパートが焼いてくれるのがうれしいポイント。個室は2名から使用可能。


料理長に聞いた、港区の“未来”に向けた今後の展望


「開店当時と比べ、港区に高級焼肉店が増えてきました。それはとてもうれしいことです。港区全体の焼肉店を盛り上げるとともに、トップランナーでありたいと思っています」



港区らしい艶やかなムードのなか、最上の肉体験ができる名店たち。

2022年ラストを飾るにふさわしい、記憶に残るデートを約束してくれるだろう!


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