カタールワールドカップで初戦でイングランド代表のFWハリー・ケインは警告を受けるのかが注目されている。
イングランド代表の主将を務めるケインは、カタールワールドカップで「One Love」と書かれた虹色のキャプテンマークを付ける意向を示している。これはカタールで同性愛が違法とされていることについて抗議するものであり、イングランドのほか、サッカー日本代表と対戦するドイツ代表を含む複数の国が同じアクションを起こす予定だ。
英『デイリー・メール』によると、イングランドサッカー協会（FA）は、ペナルティに該当する恐れがあることを理解した上でこの行動を支持する立場でいたが、現在は国際サッカー連盟（FIFA）に確認を取っているという。というのも、ペナルティが罰金であればFAは問題ないと考えていたものの、差別反対を示すキャプテンマークの使用でキックオフ前にイエローカードとなる可能性が指摘されており、この場合状況は大きく変わるためだ。
仮に試合前の警告が事実である場合、ケインは第1戦と第2戦と出場したら累積警告でグループステージ最終戦を欠場しなければいけなくなる。
同じく「One Love」のキャプテンマークを着用する予定のオランダ代表キャプテンのDFフィルジル・ファン・ダイクは「僕たちの考えは変わっていない。ただ、それをつけることで警告なら、話し合わなければいけない。イエローカードをもらってプレーするのは好きじゃないから」とコメント。退場のリスクを抱えながらプレーするのは難しいと考えている様子だ。
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日本代表と初戦であたるドイツ代表のGKマヌエル・ノイアーもこれを身につける予定。ただ、警告が出るのであれば、各国の対応は変わってきそうだ。
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