クールジャパンは設立以来赤字で、昨年の累積損失は309億円だそう。国は失敗しないかどうかの意識が強すぎて、遅々として進まないんだと感じます。
ここは大きく考え方の転換を図るべきだろうと思います。思い切ってどんどん日本の文化にお金を出し、あとは任せた人に自由にやってもらう。もちろん、不正を含めた細かいチェックはするけれど、指示出しや口出しはしない。そして、明確なルールを設ける。
ジャニーズの天下が終わるのは、いいことだという気がします。おごれる者は久しからずで、次なる新しい文化が生まれますから。ここで国はしっかりしないと、他国に乗っ取られてしまいますよ。芸能職経験のある議員たち、今こそ立ち上がれ!
宮崎謙介(みやざき・けんすけ)◆1981年生まれ。早稲田大学商学部を卒業後、日本生命などを経て12年に衆院議員に(京都3区)。16年に議員辞職後は、経営コンサルタント、テレビコメンテイターなどで活動。近著に「国会議員を経験して学んだ実生活に即活かせる政治利用の件。」(徳間書店)。