top_line

【完全無料で遊べるミニゲーム】

サクサク消せる爽快パズル「ガーデンテイルズ」

フーディー?モックネック?難解なファッション用語を元アパレル店長が解説

おたくま経済新聞

 ファッションの流行は特に目まぐるしく変化するもの。久しぶりにファッション誌やファッション系YouTuberの動画などに目を通すと、知らないカタカナ言葉であふれかえっていた……なんて経験に覚えがある方も多いのではないでしょうか。

 そこで、今回は元アパレル店長の筆者が、近年よく耳にするようになった基本的なファッション用語について解説します。知ればきっと家族や知人に教えたくなることでしょう。

【元の記事はこちら】

 記事では大きく「アイテム編」「生地、素材編」「シルエット、丈編」の3つに分けて解説します。

■ 難解なファッション用語 アイテム編

 カットソー:直訳すると裁断(cut)・縫製(sew)を組み合わせた言葉。つまり「裁断し、縫製したもの」を広く意味しますが、ざっくり「Tシャツ」のことを指していると考えればOKです。「半袖カットソー」「長袖カットソー」といった使い方をします。

広告の後にも続きます

 プルオーバー:直訳すると「引っ張ってかぶるもの」。前後に開きがなく、頭からかぶって着る服の総称です。「カットソーとどう違うの?」という声が聞こえてきそうですが、厳密に言うとカットソーは製造方法、プルオーバーはデザインを指します。「シャツプルオーバー」「ニットプルオーバー」といった言葉が出てきたら、「ボタンが付いておらず頭からガボッと被るもの」と考えてください。

 モックネック:こちらは首周りの形状。クルーネック(丸首)や、タートルネックなどと同列の言葉です。襟の高さとしては、ハイネックよりもやや低いもの、という位置付けです。タートルネック>ハイネック>モックネック>クルーネックの順で襟の高さが低くなっていきます。印象としてはややカジュアル寄りですが、ちょっとだけクリーンなイメージにしたい、と言う時はモックネックを選ぶと良いでしょう。

 フーディー:一般的に「パーカー」と呼ばれているものです。「フード付きスウェット」は正しくはフーディーと呼びます。ちなみにパーカーとは本来ダウンを始めとする防寒着としてのフード付きアウターを指す言葉です。海外で買い物をする際は両者の違いに注意しましょう。最近はこの呼び方が少しずつ浸透しつつあるようです。

 ボトムス:直訳では「下部、底」を意味し、ファッション用語では「ズボン」「パンツ」「スカート」など、下半身に履く物の総称です。使う時はいわゆるパンツタイプの「二つの穴に両足を通して履く物」を指す、と認識しておけば良いでしょう。もちろん装甲騎兵のことではありません。

 トラウザー:言葉の意味としてはイギリス英語でドレッシーなボトムスのことを指しますが、ファッション用語として用いる場合は「スラックス」と同義語という認識で問題ありません。洋服屋さんで「トラウザーを探しています」と店員さんに伝えたら「おっ」と一目置かれる……かもしれません。

■ 難解なファッション用語 生地、素材編

  • 1
  • 2
 
   

ランキング(エンタメ)

ジャンル