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まさに背水の陣…プロ野球、崖っぷちに立たされたベテラン5人。来季に勝負をかける選手たち

ベースボールチャンネル

プロ野球 最新情報

 全日程を終了した2022年のプロ野球。今季は村上宗隆が三冠王、山本由伸は2年連続の投手4冠に輝くなど若きスター選手の活躍が際立った。一方で、NPBでキャリアを重ねながらも、野球人生の岐路に立つベテランたちもいる。そこで今回は、来季を背水の陣で迎えるベテラン選手5人を紹介する。

 

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野村祐輔


出身:岡山県
投打:右投右打
身長/体重:177cm/86kg
生年月日:1989年6月24日
経歴:広陵高-明治大
ドラフト:2011年ドラフト1位
 
 かつては新人王や最多勝などの獲得経験がある野村祐輔。しかし、近年は思うような成績を残せていない状態だ。
 
 広陵高校ではエースとして活躍し、惜しくも決勝戦で敗れたものの3年夏には準優勝を達成。明治大学でも安定した活躍を見せ、リーグ戦通算30勝300奪三振を記録した野村は、ドラフト1位で広島東洋カープに入団した。
 
 プロ1年目からローテーションの座を掴み、新人ながらオールスターゲームにも出場。9勝11敗と負け越したが、シーズン防御率1.98 を記録し、新人王に選出された。新人投手が防御率1点台でシーズンを終えたのは、1966年の堀内恒夫(当時巨人)以来46年ぶりの快挙だった。
 

 
 翌2013年は防御率こそ3.74となったが、2桁12勝を記録。2016年には16勝3敗、勝率.842、防御率2.71をマークし、最多勝と最高勝率の投手2冠、ベストナインに輝きカープのリーグ優勝に大きく貢献した。しかし、近年はけがに悩まされることが増え、その後は2桁勝利を記録するシーズンもなし。プロ12年目を迎える2023年シーズン、新井貴浩新監督を胴上げするためにも野村の復活は欠かせない。

福田永将


出身:神奈川県
投打:右投右打
身長/体重:181cm/90kg
生年月日:1988年7月23日
経歴:横浜高
ドラフト:2006年高校生ドラフト3巡目
 
 長距離砲としての活躍を期待されている福田永将。2022年はわずか1本塁打に終わり、まさに崖っぷちを迎えている。
 
 横浜高校では強打のキャッチャーとして知られ、高校生ドラフト3巡目で中日ドラゴンズに入団。高卒3年目の2009年に内野手として一軍デビューを果たし、初打席初本塁打を放つなど大器の片鱗を見せつけた。
 
 その後は1軍に定着できないシーズンが続いたが、2015年に79試合出場、6本塁打で飛躍の兆しを見せる。そして2016年は初の2桁本塁打を記録した。さらに、2018年は初の規定打席到達、2019年は規定打席未満ながら打率.287、18本塁打をマークし、主軸の一角を担った。
 

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 だが、2020年以降は好不調の波が大きく、1軍と2軍を行ったり来たりの状態でレギュラー定着とはなっていない。立浪ドラゴンズでもう一度ポジションを掴めるのか注目だ。

中島卓也


出身:福岡県
投打:右投左打
身長/体重:178cm/75kg
生年月日:1991年1月11日
経歴:福岡工
ドラフト:2008年ドラフト5位
 
 若手の出番が多い北海道日本ハムファイターズにおいて、苦しい立場に置かれているのが中島卓也だ。
 
 プロ3年目に一軍デビューを飾り、翌2012年には105試合に出場。一方で、出場機会は守備固めや代走といった起用が目立った。しかし、2014年に初めて規定打席に到達すると、俊足巧打の2番打者として貴重なつなぎ役となった。なかでも打撃面での特徴といえば、粘り打ちである。
 
 「ファウル打ちの名人」とも称されるほどファウルで球数を増やし、相手投手を苦しめた。その証拠に全試合出場を達成した2015年・2016年は2年連続でもっともファウルを打った数が多かった。
 

 
 もちろんファウル打ちだけではなく、2015年は盗塁王(34個)を獲得し、ファイターズがリーグ優勝を果たした2016年はリーグトップの62犠打を記録。派手さはないが、チームに欠かせない選手として活躍した。だが、2020年以降は出場機会が減少。今季は外野手としても出場した中島は、レギュラー返り咲きとなるだろうか。

岡田雅利


出身:奈良県
投打:右投右打
身長/体重:173cm/80kg
生年月日:1989年6月30日
経歴:大阪桐蔭高-大阪ガス
ドラフト:2013年ドラフト6位
 
 森友哉のフリーエージェント(FA)移籍により、攻守の要を失った埼玉西武ライオンズ。捕手陣の中で勝負のシーズンとなるのが、大阪桐蔭高校の先輩にあたる岡田雅利である。
 
 岡田は、大阪桐蔭高校から大阪ガスを経てライオンズに入団。高校時代はでは中田翔(現:読売ジャイアンツ)とバッテリーを組んだ。社会人を経由したこともあり、岡田は2013年ドラフト1位で指名された森と同期入団となった。
 
 2019年以降は森が正捕手を担ったが、岡田も一軍の重要な戦力となった。堅実な守備面もさることながら、打撃ではつなぎ役として存在感を発揮。今シーズンまで監督を務めた辻発彦も、岡田のバント技術には一目置いていた。
 

 
 2021年オフには国内FA権を取得すると、権利を行使した上で西武に3年契約で残留。しかしながら、2022年は左膝を手術した影響で1試合の出場にとどまった。契約期間は残っているが、直近3年は打撃も低迷。絶対的な正捕手が移籍したからこそ、来シーズンはレギュラー獲得の大きなチャンスといえるだろう。

田中広輔


出身:神奈川県
投打:右投左打
身長/体重:171cm/84kg
生年月日:1989年7月3日
経歴:東海大相模高-東海大-JR東日本
ドラフト:2013年ドラフト3位
 
 不動のショートとして活躍し、広島東洋カープの3連覇を支えた田中広輔。実績は申し分ないが田中も、崖っぷちに立たされている状況だ。
 
 東海大相模高校から東海大学に進学し、JR東日本を経由してカープに入団。 1年目から110試合に出場してレギュラーの座を掴むと、2年目のシーズンで規定打席をクリアし、打率.274をマークした。そして3連覇を達成した2016〜2018年は全試合フルイニング出場。リードオフマンとして躍動し、特に2017年は打率.290、164安打、35盗塁、出塁率.398の好成績で最多盗塁と最高出塁率 にも輝いた。
 
 ところが、2019年はまさかの大不振に陥り、フルイニング出場・連続試合出場も途絶える ことに。同年8月には右膝半月板の手術を受けた。翌年こそ再び規定打席に到達したが、小園海斗といった新しい風が吹き始めており、田中の出場機会は減少している。
 

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