12月24日より劇場公開される、フィリピンでホームレスとして暮らす男と、高層マンションで第二の人生を送る男を追った、粂田剛監督によるドキュメンタリー映画「ベイウォーク」の、予告編が公開された。
予告編に登場するのは、裏稼業で幅を利かせた生活をしていたものの、フィリピンでだまされて一文無しになってしまった58歳の赤塚崇さんと、45階建ての高層アパートメントに入居した62歳の関谷正美さん。日中は露店でたばこ売りの手伝い、夜はベイウォークで路上生活をしている赤塚さんが、現地人からご飯を分け与えてもらう姿や、「海があり、綺麗。それと呑む・打つ・買うが全部できる」と日本を離れた関谷さんが、少し疲れた表情で「日本にいた方が良かった気がするなあ」と後悔を口にする姿などが映し出されている。
「ベイウォーク」は、フィリピンに生きる4人の困窮邦人を描いた粂田剛監督によるドキュメンタリー「なれのはて」に収録できなかった人物たちにフォーカスを当てた作品。世界三大夕日の名所の一つと言われるマニラの、海沿いに整備された遊歩道のベイウォークでホームレスとして生きる男性と、ベイウォークにほど近い高層アパートメントに暮らす男性を追う。
【作品情報】
ベイウォーク
2022年12月24日（土）新宿K’s cinema ほかにて公開
配給：ブライトホース・フィルム
©Uzo Muzo Production
