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移籍せずチーム残留…今季FA権を行使しなかった6人(3)まさかのリーグ最多敗も…

ベースボールチャンネル

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 プロ野球機構が、11月10日にフリーエージェント(FA)宣言選手を公示。国内FA組は森友哉捕手ら5人、海外FA組では千賀滉大投手ら3人が名を連ねた。一方で、今季FA権を取得するも行使しなかった選手も多くいる。ここでは、チーム残留を決断した主力選手6人を紹介する。

 

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田中将大(東北楽天ゴールデンイーグルス)


・出身地:兵庫県
・投打:右投右打
・身長/体重:188㎝/97㎏
・生年月日:1988年11月1日
・経歴:駒大苫小牧高
・ドラフト:2006年高校生ドラフト1巡目
 
 圧倒的な実績を誇る田中将大も、FA権を行使せず残留を発表した。
 
 4球団競合の末、2006年高校生ドラフト1巡目で東北楽天ゴールデンイーグルスへ入団。高卒1年目から先発ローテーションを回り、11勝を挙げ新人王に輝き。プロ5年目の2011年には最優秀防御率(1.27)、最多勝(19勝)、最高勝率(.792)の投手三冠と沢村賞を受賞した。さらに2013年は、24勝0敗1セーブ、防御率1.27と驚異的な成績を残し、球団初のリーグ優勝、日本一の立役者となった。
 
 同年オフにポスティングシステムを行使し、ニューヨーク・ヤンキースへ移籍。MLBでも6年連続2桁勝利、開幕投手を4度務めるなど強豪のエース格として輝きを放った。

 

 
 2021年に古巣・楽天へ電撃復帰すると、同年は防御率3.01ながら4勝と勝ち星に恵まれなかった。今シーズンは25試合(163回)を投げ、9勝12敗、防御率3.31の成績となり、まさかのリーグ最多敗を喫した。契約最終年となった今季は海外FA権を取得。日米問わず移籍の可能性があったが、楽天と契約合意に達した。再びチームを優勝へ導く投球に期待がかかる。

 
   

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