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ウクライナの動物園からアライグマとラマを奪い取るロシア兵の姿が目撃される

カラパイア


 ロシアのウクライナ侵攻は依然として長引いており、今月で9か月目に突入した。その間、ウクライナの動物たちにも様々な被害が及んでいる。

 そんな中、ロシア兵の格好をした男たちがウクライナの動物園から必死に抵抗するアライグマとラマを捕まえてバンに乗せる姿がSNSに投稿され話題を呼んでいる。

ウクライナの動物園の動物を略奪するロシア兵たち

 ウクライナの港湾都市ヘルソンを退却するロシア兵ら数名が、同市にある動物園からラマとアライグマを盗み去ろうとしている映像が11月13日にSNSでシェアされると、大きな反響を呼んだ。

 動画には、複数のロシア兵士らしき男性らがラマとをバンの後部に押し込もうとしている様子が捉えられている。

 ラマは、せいいっぱい脚を踏ん張って抵抗しているようだ。しかし、兵士たちに押し込まれて、バンのドアを閉められてしまった。

 囲いの中を逃げ回るアライグマも尻尾をつかまれ、逆さまにされている。  甲高い鳴き声をあげ、体を揺らして兵士の手から逃れようとするが、しっかりと尻尾をつかまれていて、なす術がない。そんなアライグマの姿は実に痛々しい。

 抵抗している動物を、ウクライナからロシアに連れ去る兵士たちの動画はたちまち拡散し、24時間以内に32万回以上もの視聴数を記録した。

 この映像がいつのものなのか、誰により撮影されたのかは不明だが、最初にSNSに投稿したのは、ウクライナ内務大臣アントン・ゲラシチェンコ顧問だ。
ヘルソンから撤退する間、ロシア人はヘルソンの動物園から動物を盗みました。

盗まれたアライグマは大きな話題になりました。ビデオには、アライグマが全力で戦っている姿があります。


Russian soldiers steal racoon as they flee Kherson, Ukraine officials claim

 ネット上ではロシア兵に対して批判の声が寄せられるとともに、彼らがいったい動物たちをどうするつもりなのかという疑問の声があがった。

 なかには、十分な配給を受けていないロシア軍は、空腹で戦うことを余儀なくされているため、食料としてこの動物たちが使用される可能性があると推測する人もいた。

 また一部のユーザーは、軍隊が荒々しく動物に接していることから、動物を怖がらせており、虐待に当たると怒りの声をあげた。

兵士の1人はクリミア動物園の所有者と確認

 あるツイッターユーザーは、映像の中の1人の兵士がロシア連邦に編入したクリミア自治共和国の動物園の所有者「タイガン・ライオン・パーク」のオレグ・ズブコフだと主張。

 「ライオンマン」として知られるジュブコフは2021年、自分の動物園で所有している虎が1歳の子供の指にかみつき起訴され、2年3カ月の実刑が言い渡されたが、クリミア半島だけで生活することを条件にわずか2カ月で釈放された。

 「彼はヘルソン動物園飼育係の許可なく、動物を盗んでクリミアに連れて行こうとしている」と非難が沸き起こった。

Мы в Херсоне! Олег Зубков ловит енотов ГОЛЫМИ РУКАМИ

ウクライナの動物を一時的にクリミアに移送

 ジュブコフによると、クリミア自治共和国首長のセルゲイ・アクショーノフの指示でヘルソン動物園の動物をクリミアに連れて来るよう指示されたと主張している

 ジュブコフは、クリミアの動物園にラマとアライグマだけでなく、オオカミなどの他の動物も運んでいる。

 メディア取材に対し、ズブコフは「この行為は一時的な避難」と主張した。
我が動物園は広くて太陽もある。ここにいる方が、オオカミにとってははるかに良いだろう。

ロシアがヘルソンを再び占領すれば、オオカミは返還されることになる。
 ヘルソン占領中のロシア軍は、女帝エカテリーナ 2 世の恋人の骨などの歴史的な遺物も盗んでいて、ウクライナはそれに対して批判をしている。

 加えて、動物園から7 頭のアライグマと2 頭のメスのオオカミ、クジャク、ラマ、ロバなどを盗んだことには、より大きな怒りをあらわにしている。

References:Video of Russians Stealing Animals From Kherson Zoo Viewed 300k Times/ written by Scarlet / edited by / parumo

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