人気ゲーム『Among Us(アマングアス)』の実況者のゴースティング行為が、実況者グループ解散へとつながる大きな騒動へと発展しました。
アモアス実況者がゴースティングを謝罪
ことの発端は今年8月、「なかのっち」(登録者数20万人)がゴースティングにより炎上したこと。なかのっちは、「うるさくてすみま船(通称:うる船)」というAmong Usの実況者グループで活動していたゲーム実況者です。
ゴースティングとは、
オンライン対戦ゲームにおいて、実況・ライブ配信映像を視聴しながら試合に参加し、プレイヤーを狙い撃ち、ゲームを自分に有利な方向に進める不正行為(引用:OCA)
で、Among Usのような正体隠匿系ゲームにおいては多くの場合、BAN対象となります。
なかのっちは昨年12月、Among Usをプレイする「ソシャングアス」と題した生配信企画を実施しました。ところが今年8月になって、当時の配信の中で、なかのっちがゴースティングしていたことが判明。
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これを受け炎上したなかのっちは、謝罪するとともに、今後は正体隠匿系ゲームから離れ、活動を自粛すると発表。同時にうる船から脱退することも明らかにしました。
Apexの大会参加に批判が
そして今月12日、なかのっちは同じくうる船メンバーの「ズズ」(同11万人)に誘われ、『Apex Legends(エーペックス・レジェンズ)』の大会に参加しました。
正体隠匿系ゲームではないものの、Apexもゴースティングに厳しいゲームとして知られます。ネットでは“前科”のあるなかのっちの参加は望ましくないとの声が上がったほか、3カ月での活動再開やコラボ配信をしたことにも批判が寄せられました。
批判はズズにも及び、生配信でズズは「これでうる船に迷惑かけるって言うんだったら、もうそいつらもそこまでだったって話だもんね」と発言。「(なかのっちの)BAN検討されてるんですか?」という視聴者からの質問に対しては「何をBANって言ってるの?」「いじってくるならもうちょっと知識高めてからいじって欲しいな」と返答しました。こうした言動が視聴者の反感を買うこととなり、今度はズズも炎上することに。
そんな中、Among Usの有名MOD製作者(MODとは、ゲームの内容や動作を改変する断片的なデータやプログラム)がなかのっちを名指しで非難します。この製作者は、以前から自身の開発したMODをなかのっちに使わせないための対策を考えていたそう。その最中に起こった今回の炎上に製作者も憤ったといい、なかのっちとズズの2人に対して「自分のMODに関わらないでいただきたいです」と表明しました。