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テレビ局気象チームの舞台裏|杉江勇次 日本テレビ気象デスク①

防災ニッポン

各界で活躍する著名人が防災について語る「防災ニッポンボイス」。第5回は、日本テレビの「ズームイン!!サタデー」や「news every.サタデー」に出演中の気象予報士、杉江勇次さんです。日本テレビの「気象デスク」としてテレビ局のあらゆる気象コンテンツを支える仕事もされています。人々の暮らしに直結する気象情報発信の舞台裏についてうかがいました。

「気象デスク」として24時間3交代で対応

「気象デスク」というのは、日本テレビの気象センターにいて、日テレがつくるあらゆる番組の気象の相談に乗ったり、問い合わせの対応を受けたりします。朝、昼、夕方、夜のニュース番組の原稿を書いて、VTRの中の原稿やデータをチェックします。日勤は午前9時から午後7時。あとは夜勤と、深夜から早朝の時間帯と、1日3交代制で24時間、気象予報士が1人詰めています。

何もない時は何事もなく過ぎるんですけど、台風とか集中豪雨だとか、あとこれからの時期、関東地方が寒いとか雪が降りそうだとか、そんな時は昼のうちから深夜番組のnews zeroさんから問い合わせがばんばん来たり、金曜日になると日曜放送の「シューイチ」や「真相報道 バンキシャ!」さんからも「週末、この雪どうなの?」とか「台風はどうなるの?」とか連絡を受けたりします。

ニュース番組や情報番組だけでなく、バラエティー番組から「天気を話題にしたいので教えて」「ロケに行きたいけど大丈夫?」という電話も来ます。全ての番組への対応が気象デスクのところにドンと来るので、大型の台風が来ると、刻々と更新される情報を集めて分析し、作画をして、原稿を書いて、次々とくる各番組からの問い合わせに応え、原稿やVTRのチェックに追われるといった状況に。こういう時は、朝の9時から夜に勤務が終わるまで休む時間もありません。

日勤・仮眠・テレビ番組出演…

僕は木、金の日勤を担当していて、金曜日の午後7時に勤務が終わった後は近くのホテルで仮眠を取り、午前1時に起きて2時には土曜朝に放送する「ズームイン!!サタデー」のためにテレビ局に戻ります。天気予報のコーナーだけでなく、ニュースで天気関係の話が取り上げられる時は、その原稿のチェックもします。放送終了後、2時間くらい日テレの仮眠室で仮眠をとり、昼過ぎには夕方の「news every.サタデー」出演に備えます。

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台風が来ている時は、その間にも臨時出演することがありますし、また、Yahoo!ニュースにも気象に関する記事を書いているので、夕方になるとヘロヘロで、絞り出すような感じで仕事をしています。

日、月は休みですが、火曜と水曜は若手の気象予報士の研修や、相談を受け付けるヘルプデスクに入っています。

所属するウェザーマップ社のこと

僕が所属するウェザーマップ社には全国に150人ほどの気象予報士がいて、各地のNHKや民放のローカル局などで気象予報の担当をしています。所属する気象予報士は、気象庁が発表したデータやウェザーマップ社が開発した独自のシステムの入った「気象予報士支援ページ」や、気象庁のホームページ、日本気象協会のシステムなどを参考にしながら、何が必要なデータかを探り、予報業務にあたっているのですが、経験が浅いうちは迷うことも多いのです。

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