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ミシェル・ヨー主演 「魔宮の伝説」キー・ホイ・クァンも大活躍 マルチバースで人類の命運をかけた戦い

映画スクエア

 ミシェル・ヨー主演、キー・ホイ・クァン共演の映画「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」が、2023年3月3日より劇場公開されることが決まった。

 「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」は、破産寸前のコインランドリーを経営するエヴリンを主人公とした作品。気が弱く優柔不断な夫、いつまでたっても反抗期の娘などを抱え、税金申告の締め切りに追いつめられているエヴリン。そんな彼女が国税庁の監査官から追及を受けている最中に、夫のウェイモンドによって並行世界(マルチバース)に連れて行かれる。見違えるようにたくましいマルチバースの夫。マルチバース全体の悪を止めるようにと告げられたエヴリンは、カンフーマスターばりの身体能力を手に入れ、全人類の命運を掛けた壮大な闘いに挑んでいく。

 「シャン・チー/テン・リングスの伝説」でも活躍を見せたミシェル・ヨーを主演に、「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」「グーニーズ」で一世を風靡したキー・ホイ・クァンが共演。監督は「スイス・アーミー・マン」のダニエル・シャイナートとダニエル・クワンの2人が務める。「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けたアンソニー&ジョーの“ルッソ兄弟”が製作に名を連ねている。本年度のハリウッド批評家協会賞では作品賞を含む7部門を受賞し、ゴッサム賞にも多部門でノミネートされている。

 公開された特報では、突然“マルチバース”へとジャンプしたエヴリンが見せる女優のようなゴージャスな姿、謎のコスチュームで路上に立ちすくむ姿、そして血だらけの姿へと超高速で変化する様子のほか、ウェイモンドが敵を一掃するカンフーアクション、さらに惑星の衝突や人間の頭が紙吹雪とともに爆発する様子などの衝撃シーンが切り取られている。

 ダニエル・シャイナート&ダニエル・クワン監督から日本のファンに向けたコメントも公開された。コメントは以下の通り。

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【ダニエル・シャイナート&ダニエル・クワン監督 コメント】

――日本での公開に向けて、どのようなことを期待されていますか?
日本の皆さんにやっとこの映画を観ていただけるので、とても嬉しく思っています。日本のアートは想像力豊かで、遊び心があり、そしてパンクです。日本のアニメや映画を見ていると、ボクらももっとリスクを取ってそして楽しんで作品を作らなくては、という気になります。ボクらは皆さんがこの映画で日本のカルチャーが反映されていることを発見して欲しいと思っています。それと、日本はファンアートや映画のポスターが最高ですよね。いつも楽しませてもらっています。

――この映画を作ろうと思った背景を教えてください。
この映画は、インターネット時代に生きている我々の感情を表現してみました。言葉にはしがたいこのとてつもなく圧倒される感情をとらえて、それを乗り越えていきたいと思いました。始めから、エキサイティングなアイデアが3つありました。
1)バカバカしい闘いを繰り広げるSF・アクション映画
2)21世紀の移民の物語を通して家族愛を描く
3)あまりに多くの別宇宙に行きすぎ、哲学的な思想を探求することになるマルチバースムービー

また、この映画は多くのアジア映画へのラブレターでもあるのです。日本のアニメ作品やあらゆるものからインスピレーションを受けてこの映画を作ったので、日本の皆さんにはぜひ楽しんでもらいたいと思っています。

――日本のファンへのメッセージをお願いします。
ハロー、日本の皆さん!
願わくば、本作の公開を皆さんと一緒に日本でお祝いできたらと思っています。
日本にはまだ一度しか行ったことがありませんが、訪れた街、食べたもの、触れた芸術の全てがとても好きになりました。日本に行く理由を作るのに、また別作品をつくりたいなって思っています!

【作品情報】
エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス
2023年3月3日(金) TOHOシネマズ 日比谷 他 全国ロードショー
配給:ギャガ
© 2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.

 
   

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