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ヤクルト・小澤怜史 経験を大きな力に変える/来季こそ主力に

週刊ベースボールONLINE


小澤怜史

 今季の経験を来季につなげる。高卒7年目の右腕・小澤怜史にとって、2022年は飛躍のきっかけをつかむシーズンとなった。6月26日に支配下登録されると、同日の巨人戦(神宮)で即初登板。1対5の3回無死満塁からピンチを脱すると、4回2失点とチームの勝利につなげる好投を見せた。

 数少ないチャンスをつかむと、ついに待望の1日が訪れた。7月3日のDeNA戦(神宮)でプロ初先発すると、5回3失点と粘りの投球でプロ初勝利。「本当にここまで長かった。いろんな人に感謝の気持ちでいっぱいです」と頭を下げた。

 強運の持ち主なのかもしれない。二軍ではリリーフでの登板を重ねたが、一軍で先発に抜てき。高津臣吾監督は先述の巨人戦で岡本和真を遊ゴロに打ち取った際に「これはもう先発させようと思った」と先発起用を固めたことを明かし、「あそこで長岡がホームランを打っていなかったら(3回の一時逆転3ラン)、たぶん代打であのイニング(3回)で終わっていて今週の先発はなかっただろうし、そう考えるといろんな運とかがあった」と説明した。

 日本シリーズでは第3戦の9回途中から登板。1失点したが貴重な経験を積んだ。来季の起用法は未定だが、先発、救援どちらでも横手投げ右腕の需要は高い。「僕自身はもっとアピールしていく立場なので結果を残していければ」と口にしてきた小澤。球団初のリーグ3連覇と日本一奪回へ投手陣の強化は必要不可欠。来季は新背番号45を身にまとい、フル回転でもっともっと勝利に貢献する。

写真=BBM
 
   

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