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高評価ADV『シロナガス島への帰還』11月17日発売のスイッチ移植版へオリジナル開発者が多くの問題点を指摘―BGMやキャラ表現、UIの不具合も

Game*Spark

インディーゲーム開発者の鬼虫兵庫氏(@ONIMUSHI_HYOGO)は、2022年11月17日に発売予定のアドベンチャーゲーム『シロナガス島への帰還』のニンテンドースイッチ版(移植担当:room6)に関して、多くの不具合が出ていることを報告しています。

『シロナガス島への帰還』は、絶海の孤島・シロナガス島を舞台に、探偵の「池田戦」と臨時助手「出雲崎ねね子」がさまざまな事件へと挑むミステリーサスペンスアドベンチャー。発売以来各サイトで高い評価を受け、2022年にリリースされたSteam版では9万本以上のセールスを達成しています。

また、2021年10月に開始した、ニンテンドースイッチ版発売に伴うボイス実装を目指すクラウドファンディングキャンペーンでは、目標額の1323%を達成。井口裕香さんや石原夏織さん、中田譲治さんなど、豪華な声優陣を起用することが発表されていました。

鬼虫兵庫氏が送られてきたニンテンドースイッチ向けのパッケージ版完成後をプレイしたところ「SEの当てミス」「選択肢が消えない箇所がある」「BGMが消えるべきシーンで残る」「キャラ切り替えがフェードアウトではなく瞬間非表示」などの状況が続出。前半だけでも37個の指摘点があるとのことです。

なお、鬼虫兵庫氏はこれからニンテンドースイッチ版のおかしな部分を浚い出し、ニンテンドースイッチ版を担当したroom6に迅速なパッチ対応をしてもらうか、可能であれば発売延期にしてもらいたいとコメント。また、このままroom6側から回答がない場合は、鬼虫兵庫氏が構成したSteamフルボイス版を先行リリースするとしていました。なお、記事執筆時点で、room6もこの件について対応を開始したことをコメント。原因究明を進め、大至急お問合せ窓口を準備中とのことです。

『シロナガス島への帰還』は、ニンテンドースイッチ版は現在パッケージ/ダウンロード版ともに予約受付中。非常に高い評価を受けている本作、ニンテンドースイッチ版でもその世界観を堪能できることを望みたいところです。


 
   

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