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補強大成功! 今季加入の当たり助っ人5人(4)本拠地で輝き増した2桁左腕

ベースボールチャンネル

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 チームの上位進出の鍵ともいえるのが、助っ人外国人選手の存在だ。近年はMLB経験のある選手も数多く来日しているが、傘下マイナーリーグや各国のプロリーグから加入し、NPBの舞台で活躍する例も数多くある。ここでは、2022年シーズンに加入し、チームの貴重な戦力となった助っ人5人を紹介する。

 

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ディートリック・エンス


投打:左投左打
身長/体重:185cm/97kg
生年月日:1991年5月16日
経歴:セントラルミシガン大-ツインズ-レイズ
 
 2021年はメジャーで自己最多の9試合に登板したエンス。オフに退団を決め、埼玉西武ライオンズへ入団した。
 
 渡航制限の影響で来日が遅れ、開幕には調整が間に合わなかったが、4月10日の福岡ソフトバンクホークス戦で初登板。5回1安打無失点の好投で、来日初勝利を飾った。その後も安定した投球でローテーションを守ったが、6月29日の北海道日本ハムファイターズ戦で左足首に打球が直撃し、登録抹消となった。
 
 復帰登板では白星を手にしたが、夏場以降はやや打ち込まれる試合が目立った。それでも9月4日のソフトバンク戦で2桁10勝に到達。外国人左腕の2桁勝利は、チーム69年ぶりの快挙となった。
 

 
 最終的に23試合(122回1/3)を投げ、10勝7敗、防御率2.94をマークし、チームのクライマックスシリーズ(CS)進出に貢献した。また、本拠地・ベルーナドームを得意とし、同球場では7勝、防御率1.80と圧巻の成績を残した。

 
   

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