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来春選抜の前哨戦…明治神宮大会2022、注目高校生投手5人。各校の個性溢れるエースたち

ベースボールチャンネル

明治神宮大会最新情報

 18日に開幕する第53回明治神宮野球大会。大学の部にとっては現チームの集大成を見せる場、高校の部にとっては来春選抜の前哨戦ともいえる舞台で、アマチュア野球シーズンを締めくくる一大イベントだ。今回は、大会に出場する高校生投手の注目選手を紹介する。

 

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前田悠伍(大阪桐蔭2年)


 
 来秋ドラフトの上位候補で、現時点で世代ナンバーワンと言っても過言ではない本格派左腕。昨秋の明治神宮大会でもエース級の活躍で優勝に貢献しており、再びの快投に期待が高まる。
 
 今春の選抜でも準々決勝の市和歌山戦で6回12奪三振無失点、決勝の近江戦で7回11奪三振1失点(自責0)と好投を続け、チームを優勝に導いた。新チームではエース兼主将を務め、秋季近畿大会では決勝の報徳学園戦で9回3安打、9奪三振無失点で完封勝利を挙げるなど抜群の安定感を披露。責任感が増すとともに、投球にも磨きがかかっている。
 

 
 最速148キロのストレートと多彩な変化球はどれも一級品。2年連続の明治神宮大会で力を出し切り、ドラフトイヤーにつなげたい。

高橋煌稀(仙台育英2年)


 
 今夏、甲子園を沸かせた仙台育英。東北勢初優勝の立役者となったのがこの男だ。最速145キロの速球と制球力の高さが武器で、新チームではエースナンバーを背負う。
 
 甲子園では2年生ながら5試合中4試合に登板し、計12回を投げ1失点と安定した投球を披露。優勝を決めた瞬間もマウンドに立っていた。今秋も東北大会で計14回を投げ、17奪三振無失点と圧巻の成績。速球でコースを突くだけでなく、カーブなどの変化球の割合を増やし、緩急をつけた投球にも磨きをかけた。
 

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 仙台育英には高橋の他、甲子園を経験した湯田統真投手、仁田陽翔投手(ともに2年)もさらなる成長をみせている。強力投手陣を中心に、神宮でも快挙達成なるか。

宮國凌空(東邦2年)

 最速149キロのストレートを持つ沖縄出身右腕。高いポテンシャルを持つが全国大会出場は今大会が初めてで、どんな全国デビューを飾るか注目が集まる。
 
 今春頭角を現すと、1学年上の三浦心空投手との二本柱の一角として活躍し、愛知大会、東海大会で計23回を投げ防御率0.00と好成績を残した。夏は愛知大会決勝で愛工大名電打線に猛打を浴びたが、秋は愛知大会3回戦で同じく最速149キロを誇る左腕・東松快征投手(享栄)との投げ合いを制すなど成長を見せつけ、チームを東海地区の頂点に導いた。
 

 
 来秋ドラフトに向けてのアピールの機会となる今大会。初戦でいきなり大阪桐蔭と当たるが、実力を発揮することはできるか。

友廣陸(北陸2年)

 北信越大会で34年ぶりの王者に輝き、明治神宮大会初出場を決めた北陸。「エースで4番」としてこのチームの中心を担う。
 
 身長185センチと高身長の右腕。130キロ台後半のストレートが武器で、制球力も高い。北信越大会では全4試合に登板し、2試合で完投。計24回3分の1を投げ防御率1.11、打っては打率.385と抜群の成績を残した。準決勝の福井商戦では154球を投じ、決勝の敦賀気比戦は3番手で登板。タイブレークをしのぐ熱投を見せ、強豪に土を付けた。
 

 
 福井大会3位から北信越の頂点に立った北陸は、今大会の台風の目となれるか。友廣の投打にわたる活躍がその可能性を引き上げることとなるだろう。

下村健太郎(英明2年)

 英明を8年ぶりの明治神宮大会出場に導いたサイド右腕。最速は128キロで、高校生でも150キロ近い球を投げる投手が続々と現れる時代に、球速以外の部分で勝負している。
 
 高校入学当初は遊撃手だったが、1年秋から投手に転向。今秋は香川大会の決勝で救援登板し好投すると、四国大会では準々決勝の宇和島東戦で9回1安打完封勝利を挙げた。準決勝、決勝も救援で好投し、優勝に貢献。球速こそ速くないが自然と動くストレートを武器に、各打者を翻弄した。
 

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