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無邪気であどけない笑顔やふてくされた表情 エヴァ・オーリン特別映像 「殺しを呼ぶ卵 【最長版】」

映画スクエア

 12月2日より劇場公開される、資本主義の非情な面と人生の虚無に切り込んだ、養鶏場を舞台としたサスペンス映画「殺しを呼ぶ卵 【最長版】」から、ジャン=ルイ・トランティニャン演じる巨大養鶏場を経営する企業の社長と愛人関係にあるガブリを演じた、エヴァ・オーリンにフォーカスを当てた特別映像「特選!キュートな小悪魔エヴァ・オーリン」が公開された。また、新たなビジュアルのポスターも公開された。

 映像は、スウェーデン出身で当時18才のエヴァ・オーリンの出演シーンの一部を集めたもの。つぶらな青い瞳と美しいブロンドの髪のエヴァが、無邪気であどけない笑顔やふてくされた表情を見せている。新ポスターは、恐怖におびえた表情で絶叫するエヴァの姿が割れた卵の間からのぞくビジュアルで、たれた黄身が血のようにも見えるデザインとなっている。

 エヴァ・オーリンは、1950年にスウェーデン南部の小さな町で生まれた俳優。15歳のときにミス・ティーン・スウェーデンに選出され雑誌で取り上げられると、またたく間に映画やモデルの依頼が殺到し、看護師になる夢を断念したという。1967年に出演したデビュー作「危険な恋人」でジャン=ルイ・トランティニャンと共演しており、「殺しを呼ぶ卵」は2度目の共演作となる。その後、「キャンディ」でハリウッドに進出するも、1974年に不動産開発業者の富豪との結婚を機に引退した。

 「殺しを呼ぶ卵 【最長版】」は、巨大養鶏場を舞台としたサスペンス映画。養鶏場の社長マルコ、妻アンナ、アンナの姪(めい)ガブリの欲望が暴かれる時、予想もできない展開が待ち受け、想像を絶する畸形ニワトリが産み出される。利潤追求のためには生命倫理をも蹂躙する企業の非人間性を描いた社会派的メッセージも打ち出した作品となっている。ジャン=ルイ・トランティニャン、ジーナ・ロロブリジーダ、エヴァ・オーリンが出演。監督・脚本は、残酷描写で知られる「情無用のジャンゴ」のジュリオ・クエスティ。残酷場面などを含む、105分の「最長版」として公開される。

【作品情報】
殺しを呼ぶ卵 【最長版】 
2022年12月2日(金)より新宿シネマカリテほか全国順次公開
配給:アンプラグド
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