SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2020の国内長編部門で観客賞を受賞した映画「コーンフレーク」が、2023年1月21日より劇場公開されることが決まった。
「コーンフレーク」は、夢と現実に悩み、ぶつかり合い、それでも離れられない30歳手前の同棲カップルをリアルに描いたラブストーリー。保険外交員として働く美保は、音楽の夢を捨てきれずに自堕落な生活を送る裕也との暮らしに居心地の良さを感じながらも、このままでいいのかと自問していた。仕事でも疲弊する毎日を送る美保。疲れて帰宅した美保は、裕也がバイト先の後輩・朱里と連絡をとっていたことに気が付く。口論となった末、美保は裕也を家から追い出してしまう。行き場を失った裕也と、ひとりになった美保。2人は、別々の夜を過ごすことになる。
GON、高田怜子、日乃陽菜美、手島実優、南羽真里、木村知貴らが出演。2016年から映像制作を始め、遅咲きながらSKIPシティ国際Dシネマ映画祭初の3年連続受賞など、国内外の映画祭で多数の受賞歴を持つ磯部鉄平監督がメガホンを取った。2017年の冬に大阪を舞台に撮影され、映画祭やイベントでの上映をへて、5年越しの単独劇場公開に至った。
磯部監督のコメントも公開された。コメントは以下の通り。
■磯部鉄平監督
2017年冬。
当時20代後半でこれからどうして生きていくか悩んでいたGONさんと高田怜子さん。
大昔20代後半に映画撮ってみたいなと思いながら行動にも移さずぬるま湯人生を過ごしていた私。
3人の地元である大阪を舞台にして、リアルと思い出をミックスして、何かを先延ばしにしているカップルの話を作りました。
それから5年。相変わらずダラダラ生きていますが、やっとこさ劇場公開できる事になりました。映画館に観に来てくれると嬉しいです。
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【作品情報】
コーンフレーク
2023年1月21日（土）より池袋シネマ・ロサ他全国順次公開
配給：モクカ
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