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「娘を連れて行くなんて」 ペネロペ・クルスが見せる悲痛な姿 「パラレル・マザーズ」本編映像

映画スクエア

 11月3日より劇場公開される、ペネロペ・クルスがヴェネツィア国際映画祭で最優秀女優賞を受賞したペドロ・アルモドバル監督作「パラレル・マザーズ」から、本編映像の一部が公開された。

 公開された本編映像は、ジャニス(ペネロペ・クルス)がずっと心に秘めていた真実をアナ(ミレナ・スミット)に打ち明けた直後のシーン。家を出ていく準備を淡々と進めるアナに、「うちで話し合いましょう。お互いに大人として」「難しかったのはあなたに話すこと。それは済んだわ」と、懸命に引き留めようとするジャニス。一方のアナは、「娘を連れて行くなんて」と悲痛な思いを吐露するジャニスに対して、「物事を複雑にしすぎよ」と冷静に切り返す。2人の母親の間には不穏な空気が漂っている。

 今回演じたジャニスについてペネロペは、「彼女の道徳的ジレンマは演じていてとても興味深かったです。とてもアドレナリンが出たし、一秒一秒を楽しみながら演じました」と話す。もう1人のシングルマザーであるアナ役を演じたミレナ・スミットは、「ジャニスとアナのように、家族でない者同士が強い絆で結ばれることもあり、血の繋がりが必ずしも強いとは限らないと思います。ジャニスとの会話の中でぶつかり合うシーンがあります。この作品は、交差するプロットを通して、お互いの立場にたって共感することの大切さを教えてくれています」と作品の魅力を語っている。

 「パラレル・マザーズ」は、偶然同じ日に母となった2人の女性の数奇な運命、家族の愛と絆の新たな形を、「ペイン・アンド・グローリー」などのペドロ・アルモドバルが描いたドラマ。フォトグラファーのジャニスと17歳のアナは、同じ日に女の子を出産する。だが、その後に実施されたDNAテストによって、ジャニスの娘が実の子ではないことが判明する。主人公のジャニスを演じるのは、アルモドバル監督のミューズであるペネロペ・クルス。アナ役をミレナ・スミットが演じるほか、アイタナ・サンチェス=ヒホン、ロッシ・デ・パルマも顔を出している。

【作品情報】
パラレル・マザーズ
2022年11月3日(木・祝)ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマ、新宿シネマカリテ  他公開
配給:キノフィルムズ
© Remotamente Films AIE & El Deseo DASLU

 
   

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