
店にとって売上の安定は重要で、特にリピート客の存在は大きな支えになります。そんな中、「定着率ほぼ100%」という驚異的な数字を持つマンツーマン理容室が東京・清瀬市にあります。それが、鉄道ファンの間では聖地のようにリスペクトされている理髪店「BBつばめ」。なぜ、そこまで愛されているのか、個人店を長く続けるためにどんな工夫をしているのか、秘けつを伺いました。
まるで鉄道博物館のような店内に圧倒される!
国鉄時代の東海道本線で運行していた列車の名を冠し、2005年にオープンした「BBつばめ」の店内は、鉄道グッズでひしめいています。壁に掛けられた行先表示板のほか、至る所に全国から取り寄せた鉄道にまつわるさまざまな備品が目に入ります。


古い表示板が店内の壁にずらり。吊り革だけでも多種多様!


乗務員室の扉はスタッフルームにつながっていました。日本に3つしかないという、古い乗車券箱の一つが設置されています

