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逆境を乗り越えて…田岡なつみが最終戦で圧勝 JPSAロングボードツアー「さわかみ日向プロ」

FINEPLAY

10月28~29日、宮崎県日向市お倉ヶ浜にてJPSAロングボードツアー最終戦「さわかみ日向プロ」が行われ、ウィメンズクラスで田岡なつみが優勝した。グランドチャンピオンは吉川広夏(よしかわ・ひろか)。メンズクラス優勝は櫻岡甲太(さくらおか・こうた)。

コンディション悪化に苦戦を強いられるも……

波のサイズはカタ〜アタマ。昨日とは異なり徐々に強まったサイドショアでライディングしにくいコンディションとなったお倉ヶ浜。ジャンク一歩手前の海で、ほとんどのロガーが堤防わきからパドルアウトするなか、田岡なつみは真正面から荒波にチャージしていた。

女子決勝で争った4人。左から吉川広夏、大橋寛子、田岡なつみ、小栗瑞恵 ®️JPSA 今ツアーのグランドチャンピオンを獲得した吉川広夏 ®️JPSA

予選ではラウンドアップを意識しすぎて波に集中できず、焦ってしまいました」と田岡。予選では波と風に翻弄され、めずらしく精彩を欠いたが、決勝では一転、別人のような波取りをみせ始める。

「あとはもう、波に乗るだけだと思ったので」(田岡)

日本のスポーツシーンで気合いや根性といった「精神論」を語ることは今、ネガティブに受け取られがちだが、今日の彼女の奮戦ぶりには胸を打つものがあった。

田岡なつみのハングファイブ ®️JPSA フィニッシュはロールイン ®️JPSA

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プライオリティーなんて関係ない、そう言わんばかりに序盤から貪るかのごとく波をつかむ田岡。しかし彼女が真価を発揮したのは、後半戦に突入してからだった。

頭サイズの波にテイクオフした田岡は、ライト方向へ。ハングファイブからテンを決めると、最後にロールイン。千変万化の海面を物ともしないライディングに、ジャッジは9.00ptの判定をくだした。

次のライディングで8点をスコアリングし優勝を決めた田岡。思わずガッツポーズが出た。逆境の末に手にした優勝杯だ。

 
 
 
 
 
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千葉県一宮で始まり、全4戦を消化したJPSAロングボードツアー。来年はどんなドラマが観られるのか、楽しみでしかたがない。

田岡なつみのハングファイブ ®️JPSA 田岡なつみ ®️JPSA 田岡なつみのハングテン ®️JPSA

ウィメンズ結果

優勝:田岡 なつみ  (17.00pt)
2位:吉川 広夏
3位:小栗 瑞恵
4位:大橋 寛子

メンズ結果

優勝:櫻岡 甲太  (12.15pt)
2位:森 大騎
3位:秋本 祥坪
4位:武川 慎

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