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5分でわかるクズリの最強な生態!クマやラーテルと戦ったら?天敵や性格なども解説

ホンシェルジュ

小型で可愛らしい姿とは裏腹に、かなり獰猛な性格をしているクズリ。危険生物として認識されています。この記事では、彼らの生態や天敵、繁殖と子育てなどについて解説していきます。あわせておすすめの関連本も紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

クズリの生態は?体の特徴や名前の意味など

クズリの分類は、イタチやカワウソなどと同じ哺乳綱食肉目イタチ科です。容姿は小さなクマのようで、見た目は「かわいい」という印象を受けるのではないでしょうか。しかし大変獰猛な性格をしており、「小さな悪魔」とも呼ばれています。

生息地は、アメリカ西部や中国北部、ノルウェー、フィンランドなどで、寒い地域を好み、夏季の平均気温が22℃を超えるところには存在しません。体長は65〜105cmほどで、体重は成獣で30kg前後です。ただしアラスカ地方にいる種類は小さく、その半分ほどとなるようです。

黒い濃褐色の体毛をしており、帯状の白みがかった模様が体の側面をとおって肩から尾まで入っています。嗅覚が優れていて、肛門腺から出す分泌液でマーキングをすることも特徴です。

雑食性で、主なエサは小型の哺乳類や鳥類とその卵、果実など。顎の力が強く、獲物を骨ごとかみ砕くこともでき、動物の死骸をあさることもあります。

「クズリ」は漢字で「屈狸」と表記されることもありますが、これは当て字で、和名は樺太の先住民族が使う「ニヴフ語」に由来しています。英名は「ウルヴァリン」で、「オオカミを狩る者」という意味の「Wolver」が変化したものとされ、気性の荒さを表しているといえるでしょう。

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クズリの性格は?怖いもの知らずの狩りを紹介!

獰猛な性格をした動物は肉食獣を中心に他にもたくさんいますが、なかでもクズリが「小さな悪魔」と呼ばれているのには理由があります。

まずは恐いもの知らずな点です。どんな動物も、基本的には自分の命を守るために、勝ち目のない相手に勝負を挑むようなことはしません。加減を知らない自然界では、負けることは死を意味するからです。

しかしクズリは、目の前にエサとなる食べ物があるとわかれば、相手の体格が自分より大きくても、また数が多くても、果敢に勝負を仕掛けます。なかにはクマやオオカミが仕留めた獲物を奪い取ったという記録も存在します。

さらに威勢がよいだけではありません。クズリの戦法は、相手がその場から逃亡するまでしつこく戦い続けるというものです。体の小さな彼らが大きな相手を殺すことは稀ですが、戦うことをやめないため、多くの場合は相手が諦めてその場を去っていくそうです。

クズリに天敵はいる?クマやラーテルと戦ったらどっちが強いのか

小型の哺乳類のなかでは最強という呼び声も高いクズリですが、天敵はいるのでしょうか。

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