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ボルドー・メドック格付け1級シャトーの粋を集めたカジュアルシリーズ『クラレンドル』の魅力

ワイン王国

10月、「クラレンス・ディロン・ワインズ」の社長ジェラール・ブランルイユ氏が来日し、ワインの魅力を語った。

ジェラール・ブランルイユ氏

「クラレンス・ディロン・ワインズ」は、ボルドー・メドック格付け1級シャトー「シャトー・オー・ブリオン」と、向かいに位置する「シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン」という偉大なシャトーを擁する。
『クラレンドル』は、それら一流シャトーの技術を注ぎ込み、リーズナブルな価格帯で提供する人気シリーズだ。
ブランルイユ氏は、クラレンドルを「ボルドー・ワインの真の美味しさを知る入門編としてもお勧めしたい」と語る。
そもそも、1級シャトーとしてグラン・ヴァンを造り続けるだけでも大変なことだが、「あえて新しいことにチャレンジした」と言う。クラシックなボルドー・ワインの良さを、あらためて世界中の人に知らせたかった、と。
「さまざまな国のワインが手に入る今だからこそ、楽しく飲めるボルドーをと考えたのです」
楽しく飲めるとはどんなワインなのだろう。
「柔らかくて、熟成感を感じるワインです」
シャトー・オー・ブリオンと同じだ。グラン・ヴァンの技術と経験を生かすべく、クラレンドルのワインもすべてシャトーと同じ醸造チームが手掛ける。

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右から『クラレンドル・ロゼ2021年』(2500円)、『クラレンドル・ブラン2021年』(3000円)、『クラレンドル・ルージュ2016年』(3000円)、『クラレンドル・ルージュ・サンテミリオン2019年』(5000円)、『シャトー・オー・ブリオン2017年』(9万7500円)、『クラレンドル・アンバー2015年』(6000円/500ml)
年 ※税別価格

クラレンドル・ロゼ2021年

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2005年がファーストヴィンテージのロゼ。柔らかくふくよかな味わいは前菜やおつまみと楽しんでもいいし、よく冷やして食前酒としてもいい。フレッシュながらしっかりとした飲み応えが満足感を与えてくれる。エスニック料理やちらし寿司がよく合いそうだ。

クラレンドル・ブラン2021年

セミヨンのふっくらとした味わいを、ソーヴィニヨン・ブランのシャープな風味と酸が引き締める。魚料理はもちろん、肉料理にも合いそうな厚みのあるワイン。

クラレンドル・ルージュ2016年

しっかりとしたタンニン、酸が主張するフレッシュ感が心地よく、グラスが進む。魚料理や前菜の盛り合わせなどにもいい。

クラレンドル・ルージュ・サンテミリオン2019年

メルロ主体で柔らかく滑らかなタンニン。スパイスの香りが印象的。心地いい苦味が残る。「サンテミリオンらしいふくよかさがあるが、エレガンス、複雑性、バランスの良さは左岸のワインと共通しています」とブランルイユ氏。

シャトー・オー・ブリオン2017年

みずみずしい飲み口で、エレガント。細く長く続く酸、細かなタンニンが繊細に絡み合い、この先の熟成を期待させる。
「ペサック・レオニャンの特徴である香ばしさ、葉巻、ローストコーヒー豆の香りが現れています」とブランルイユ氏。「ボルドー・ワイン全体の傾向としてこの10数年、若飲みできるワインが造られるようになりました。このワインも同様ですが、もちろん熟成させるとさらにいい。このヴィンテージならあと15年くらい待ってもいいですね」と語った。

クラレンドル・アンバー2015年

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