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ワタナベ、ジャニーズ…芸能事務所の誕生裏話を集めたら新書1冊分になった話

ホンシェルジュ

膨大な証言により裏打ちされた芸能界の「誕生」の裏側を知れば、今のテレビの見え方がガラリと変わる!『芸能界誕生』は、『THE 夜もヒッパレ』や『24時間テレビ』など数々の番組の企画に携わってきた菅原正豊と渡辺弘が土台の構想を練り、番組レビューや芸人論のライターとして知られる「てれびのスキマ」こと戸部田誠が書き上げました。現在のテレビが好きな人はもちろん、つまらないと思う人にもおすすめの1冊です。

今回はそんな『芸能界誕生』を、本好き芸人のレッドブルつばささんにレビューしていただきました!(編)(2022年10月公開)

『芸能界誕生』を1行でおすすめ!

夢や希望や情熱では何も変わらないと思う人こそ、
夢や希望や情熱で『芸能界』を誕生させた若者たちの物語を。

 

『芸能界誕生』のあらまし

1958年に開催された「日劇ウエスタン・カーニバル」。

その場には今後の日本の芸能界を担う若者が集結していた。

彼らはどのようにしてその場に辿り着き、その後どのような人生を送ったのか。

その姿を追った先に「芸能界」が誕生したのだった。

著者戸部田 誠(てれびのスキマ) 出版日

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見どころ1:新書なのに登場人物の相関図から始まる⁉長編“実話”小説

まず驚いたのは、冒頭に書かれている「主な登場人物」と「本書に関する芸能プロダクション相関図」というページを読んだ時。

実在の人物の話で、しかも新書で「主な登場人物」と紹介されているものは見たことがない。

まるで長編小説の始まりのようだと思いながら読み進めていき気づく。

『芸能界誕生』より引用

本書は芸能界の裏側を暴露するような意地の悪い本などではない。

時代を必死に生き抜いた若者による群像劇である。

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