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キリオス戦は「サーブが鍵」

テニス365


テイラー・フリッツが8強
画像提供:tennis365.net

男子テニスの楽天ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2022(日本 /東京、ハード、ATP500)は6日、シングルス2回戦が行われ、第3シードで世界ランク13位のT・フリッツ(アメリカ)が同253位の守屋宏紀を6-1, 3-6, 6-4のフルセットで破り、ベスト8進出を決めた。フリッツは準々決勝のN・キリオス(オーストラリア)戦について「サービスが鍵になるだろう」と語った。

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フリッツは前週のユジン韓国オープン(韓国/ソウル、ハード、ATP250)に出場予定だったが、新型コロナウイルスに感染したため欠場。今大会、5日に行われた1回戦の当日午前に日本に到着し、1回戦で世界ランク109位のJ・ダックワース(オーストラリア)を6-2, 6-7 (2-7), 6-1のフルセットで退けて2回戦に進出した。

フリッツは守屋との2回戦、第1セットは第2ゲームから6ゲームを連取して先行する。一方的な展開にフリッツのストレート勝ちが濃厚かと思われたが、第2セットに入ると守屋がストローク戦でフリッツを制し、第8ゲームでブレークに成功。サービング・フォー・ザ・セットとなった第9ゲームをキープして1セットオールとする。

迎えたファイナルセット、序盤から5度のブレークポイントを凌いだ守屋だったが、第8ゲームでブレークを許す。フリッツのサービング・フォー・ザ・マッチとなった第9ゲームをラブゲームでブレークバックに成功したものの、フリッツが第10ゲームで再びブレークし、1時間59分で勝利を決めた。

フリッツは試合後のオンコートインタビューで、「試合が終わってとてもいい気分だ。接戦でどちらが勝ってもおかしくない試合だった。勝てて次のラウンドに進めてハッピーだよ」と語った。

勝利したフリッツは準々決勝で第5シードのキリオスと対戦する。キリオスは2回戦で世界ランク121位のK・マイクシャク(ポーランド)を3-6, 6-2, 6-2の逆転で下しての勝ち上がり。フリッツとキリオスは今年8月のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)2回戦で初めて対戦し、フリッツが6-3, 6-2のストレート勝ちをおさめている。

フリッツはキリオスとの準々決勝について、「とてもタフな試合になると思う。サービスが鍵になるだろうね。前回対戦したシンシナティよりもここの方がコートが速いのでサーブによるところが大きくなると思うし、1つ2つのポイントが鍵になる試合になると思う。ニックと戦うのが楽しみだよ」とコメントした。

同日に行われた2回戦では、第4シードのF・ティアフォー(アメリカ)、第7シードのD・シャポバロフ(カナダ)、第9シードのB・チョリッチ(クロアチア)、世界ランク33位のM・キツマノビッチ(セルビア)らが勝利し、8強が出揃った。

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