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スター・ウォーズ「キャシアン・アンドー」一触即発から“雨降って地固まる”…結束が固まった“決戦前夜”

WEBザテレビジョン

「マンダロリアン」「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」「オビ=ワン・ケノービ」に続く、「スター・ウォーズ」シリーズオリジナルドラマ第4弾となる「キャシアン・アンドー」。本作は「スター・ウォーズ アンソロジー・シリーズ」の第1弾として2016年に公開された「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」で、冷静沈着な情報将校として命懸けのミッションに挑んだキャシアン・アンドー(ディエゴ・ルナ/日本語版の声:加瀬康之)が主人公。10月5日に配信された第5話では、キャシアンが加わった反乱分子たちが作戦決行を翌日に控え、チームに緊張が走る様子が描かれた。(以下、ネタバレを含みます)

同作は帝国軍が銀河を支配する暗黒の時代を舞台に、「スター・ウォーズ」の世界において、常に要となる存在だった反乱軍の誕生を描く物語。毎週水曜にディズニープラスで独占配信されている。

■反乱チームに合流するもなじめぬキャシアン

第4話で反乱軍のルーセン・レイエル(ステラン・スカルスガルド)から惑星アルダーニでのミッションに参加してほしいと金で雇われたキャシアンは、わずか5人のチームに加わった。彼らの目的は、帝国の要塞に保管された兵士たちの給与だ。これまでは首都惑星コルサントに帝国の議員として身を潜めているモン・モスマ(ジェネビーブ・オーライリー)が、資金を活動家のルーセンに横流ししていたが、監視の目が厳しくなり、調達が難しくなったためだ。

アルダーニでは3年に一度、流星が夜空を埋め尽くす“アルダーニの目”と呼ばれる現象が発生し、その夜は兵士も住人も関係なく、夜空に目を奪われる。反乱チームらはその隙をついて、金を奪う計画だ。基地の中では、かつてアルダーニの女性と恋に落ちたが許されず、昇進ルートからも外された帝国軍のゴーン中尉(スーレ・リミ)が協力者として、彼らの潜入を待ち構えている。

とはいえ、チームはわずか6人。武器も少なく劣勢であることは誰もが承知しており、中でもスキーン(エボン・モス=バクラック)はいら立ちを隠せない。そのストレスをキャシアンに向け、2人は一触即発の状態となるが、ぶつかったからこそ互いの本心を知ることにつながり、決戦前夜にしてチームはわだかまりをなくすことができたようだ。日本でもおなじみの“雨降って地固まる”じゃないが、男同士の喧嘩から生まれる友情は強固なものだから、彼らも今後はいい仲間になるのではないか、と思わされるシーンだった。

■立場は違えどキャシアンに執着し、追う2人

一方、帝国保安局のデドラ(デニース・ゴフ)は、以前キャシアンが盗んだ帝国のスターパス・ユニットの出どころを追い続けていた。実はスターパス以外にもジャクーの照準器やベース・ケイの弾頭など複数のアイテムが盗まれていることから、反乱分子の存在を疑っていたのだ。だが、各アイテムが盗まれた場所は非常に離れているため、もし本当に反乱分子が存在するなら、なかなか巨大な組織ということになる。信じたくはないが、もし事実なら帝国の脅威になりうるゆえ、デドラは部下と共に盗品のチェックに精を出す。

キャシアンやデドラがやるべきことにまい進している頃、フェリックスでキャシアンを取り逃がして失職した捜査官のシリル・カーン(カイル・ソーラー)は、実家で肩を落としていた。母親が叔父に仕事の世話を頼んでくれているが、彼が落ち込んでいるのは仕事を失ったからだけではないようだ。自室で1人佇むシリルが、キャシアンのホログラムを見つめている様子からもそれがうかがえる。今後、2人がどんな関係性になっていくのかも気になるところだ。

今作は3話1ブロックの構成になっているので、第6話ではアルダーニでのミッション決行が描かれるはず。キャシアンと仲間たちの戦いが待ちきれない。

◆文=及川静
 
   

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