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【漫画】復讐の旅の結末に待っていたこととは。大学生とタコの間に生まれる不思議な絆を描いた物語に感動「目から塩水が」

WEBザテレビジョン

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、ふじたかなすさんの創作漫画『サムライオクトパス』だ。

■一見何もかも違う2人には意外な共通点が。真っ直ぐなタコの感情に隠していた本心が揺さぶられる
この作品はある日大学生・健太が新しく買ったバイクを走らせて釣りに出かけると、タコの侍を釣り上げる。タコの侍・喜八に事情を聞くと、道場と父親の仇討ちを果たして家の名声を取り戻すべく、あるタコを追っているという。健太は喜八の仇討ちの相手を一緒に探しだし、仇討ちを果たす為、2人で短いバイク旅に出かける…というストーリーだ。2022年9月24日にTwitterに投稿されると、瞬く間に1.6万以上のいいねを集めて話題となった本作。このツイートには「超名作」「発想が天才すぎる」「最初の4枚でもう心奪われた」「目から塩水が」といったコメントが殺到。作者のふじたかなすさんにお話を伺い、今回の話を作成した裏側などを語ってもらった。



■「タコの侍が主人公だからこそ描ける水槽の中での果し合い」作者・ふじたかなすさんが語る創作のこだわり
――『サムライオクトパス』はすでに1.6万いいねを超える反響です。漫画に対する反響について、率直な感想をお聞かせください。

多くの方に読んでいただいてうれしいです。自分では自分の作品は全部好きなのですが、どうしても客観的にはみられないので読者様の感想はとても参考になります。

――『サムライオクトパス』を創作したきっかけや理由があればお教えください。

生物無生物問わず表情が読めない存在が大好きで、以前からタコを主人公にした漫画を描こうと思っていました。Netflixの『オクトパスの神秘:海の賢者は語る』というドキュメンタリーが面白かったのもきっかけです。伊藤若冲の絵などタコには和のイメージがあったのでタコの侍の漫画を描くことが最初のコンセプトでした。ずっと海だと描写が難しく読者さんもついてこれないかなと思い、陸上をメインとしたロードムービー風にしました。

――『サムライオクトパス』はラストまでの展開を含めてどのシーンも印象的でしたが、ふじたかなすさんが特に気に入っているシーンやセリフはありますか?

タコの侍が主人公でないとあまり描けないと思うので水槽の中での果し合いが一番のお気に入りです。それとタコの侍にすると決めた時点で最後は『タコの入ってないタコ焼きを食べるシーン』と決めていたのでこのシーンもお気に入りです。

――漫画執筆全般において、意識していることや大事にしていることがあればお聞かせください。
なるべく違和感を作品に盛り込もうとしています。現実自体が不条理でへんてこりんだということは日常に生きてると忘れがちなので、フィクションで登場人物が不条理なことを自然に受け入れてるシーンを見てそれを思い出すことができて好きです。この不条理というのは不幸なことや悪い事だけじゃなく幸せなこと、素敵なこと、どうでもいいことも含みます。ただあまりシュールだとストーリーの邪魔になってしまうようなので難しいです。

――今後の展望や目標をお教えください。
あと一作、個人的に描きたい作品があるのでそれを描いたら昔から憧れだったプロを目指したいと思っています。

――読者やフォロワーにメッセージがあればお願いします。
いつも読んでくださって本当にありがとうございます!描いてるときはすごい不安というか孤独なので感想をもらえると励みになります。


 
   

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