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【なでしこジャパン2-0ナイジェリア|採点&寸評】MOMは2発の田中美南ではなく司令塔!初採用の3バックの評価は…

SOCCER DIGEST Web

【日本女子代表・総評】
スコアレスで折り返した前半は、田中美南がGKとの1対1を外すなど、重苦しい時間が続いた。しかし、後半に背番号11が名誉挽回とばかりに2発を叩き込み、2―0で快勝。1671人の観客を沸かせるシーンは少なく、パスの精度や連係面で修正部分は見受けられたものの、まずは及第点の10月シリーズ初戦となった。

【個人採点・寸評】
GK
21 平尾知佳 6
繋ぎの部分で細かいミスはあったが、そつなくプレー。ピンチらしいピンチはほとんどなく、アピールは難しかった。
 
DF
17 高橋はな 6
前半中盤には身体を張ったシュートブロックでピンチを防いだ。フル出場で完封勝利に貢献した。

5 三宅史織 6.5
3バックの中央として、セーフティーなプレーで無難に任務を全うした。個人のみならず、両サイドと協力しての対応も見せた。全体的に好印象。

4 熊谷紗希 6(HT OUT)
効果的な縦パスは通せなかったものの、終始冷静沈着に対応。40分はトラップミスでボールを奪われかけるもすぐに対処し、ファウルを誘った。
MF
2 清水梨紗 5.5(HT OUT)
普段より一列前の右ウイングバックでプレー。鋭いプレスから前線でボールを奪うなど、らしさも見せたが、サイドで違いを生み出すことはできなかった。

MAN OF THE MATCH
8 猶本 光 7(69分 OUT)
積極的にボールに関わり、組み立てた。26分には絶妙な縦パスで田中美の決定機を演出。64分の先制点も絶妙なFKでアシストするなど、抜群の存在感を示した活躍を称え、MOMに選出。

10 長野風花 6(HT OUT)
積極的に中盤の間で顔を出し、猶本ともに組み立てに参加。34分にはインターセプトからチャンスを作った。

20 北村菜々美 5.5
28分には相手ゴール前で転倒し、ピンチを招くも素早く立ち上がり、きっちり対処。杉田との左サイドでの崩しはもう少し磨きたい。
 
7 宮澤ひなた 6
16分には多少距離があったが相手が寄せてこないと見るや思い切ってシュート。71分にも惜しいミドルシュートで相手ゴールを脅かした。

15 杉田妃和 6
序盤は特に、ボールロストや上手くパスを収められず苦慮。それでも隙を突いた抜け出しから、ペナルティエリア内でファウルを誘発。追加点に繋がるPKを獲得した。

FW
11 田中美南 7(69分 OUT)
前半の決定機逸の分、MOMにはしなかったが、PKを含む2ゴールで名誉挽回プラスアルファの働きを見せた。特に先制点のフィニッシュまでの流れは見事。ポストプレーでも際立っていた。
 
交代
DF
3 南 萌華 6(HT IN)
熊谷と代わり、キャプテンマークも引き継いだ。フィードで攻撃の起点となる場面も。

MF
22 清家貴子 6(HT IN)
入って早々、裏街道で縦への推進力を見せつける。62分には意表を突いたダイレクトのロングシュートでスタンドを沸かせた。

16 林穂之香 6(HT IN)
長野と代わり、舵取り役を担った。87分にはペナルティエリア内でパスを受け、ゴールに迫った。
 
MF
23 藤野あおば 6(69分 IN)
浜野とともに、U-20ワールドカップで活躍した18歳がA代表デビュー。終了間際には鋭いミドルショートも放ち、ゴールを狙う意識を見せつけた。

FW
24 浜野まいか 6(69分 IN)
田中美と代わり、いつものシャツインスタイルで最前線へ。精力的なプレスで勢いを体現した。

14 井上綾香 ―(79分 IN)

監督
池田 太
初めて3バックにトライし、完封勝利という結果を残した。ただ日本の守備以前に、ナイジェリアの攻撃が精彩を欠いていたのは確か。中2日で行なわれるニュージーランド戦とのトータルで是非を見極めたい。後半中盤には期待のティーンエイジャー2人もA代表のピッチに送り込んだ。

取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

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