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ソン・フンミンも信頼を口にしていたトッテナムのフィジカルコーチが61歳で急逝。クラブが追悼「まだ信じられない」

SOCCER DIGEST Web

 プレミアリーグのトッテナムは10月6日、フィットネスコーチのジャン・ピエロ・ベントローネ氏が急逝したことを報告した。白血病のため体調を崩し、ナポリの病院に入院していたという。61歳だった。

 同クラブは公式HPを通じ、「悲しみに暮れている。全員が彼のことが恋しくなるだろう。信じられないほど悲しい。この時間を、我々は彼の家族や友人たちに寄り添い、想っている」と声明を発表している。

 ジャン・ピエロ氏は、2006年のドイツ・ワールドカップを制したイタリア代表を支えたスタッフの一員だ。その時の指揮官であるマルチェロ・リッピ監督の下、ユベントスなどで活躍したほか、フランスや中国のクラブでコーチを務め、2021年11月にアントニオ・コンテ監督の就任とともにトッテナムに加入した。

 同氏は”海軍式”と呼ばれる過酷なトレーニングを課すことでも有名だった。トッテナムでもそのスタンスは変わらず、イングランド代表FWハリー・ケインらが疲労のあまり嘔吐することもあったという。
【写真】「悲しみに暮れている」とトッテナムが発表したジャン・ピエロ氏への追悼
 しかし、英紙『The Mirror』によれば、選手たちからの信頼は厚く、スパーズの選手たちの間でも人気が高かったという。アイルランド代表DFマット・ドハーティは以前、「やっている最中は本当につらくて、キツくて頭が痛い。でも、終わった後は誇らしい気分になれるのが特徴だ。そして僕らはみんな、彼のことが大好きだ」と同氏の指導法に言及していた。

 さらに、韓国代表FWソン・フンミンも「ジャン・ピエロとは本当にいい関係なんだ。彼の英語は完璧ではないし、時には携帯電話の先の人がイタリア語から英語に翻訳してくれることもある。でも、大変なときも、素晴らしいときも、彼はいつも僕の隣にいてくれて、すべてのスタッフにハグしてくれる。本当にクラブを支えてくれている」と感謝を述べていたと紹介している。

 同氏の逝去には”古巣”であるユベントスなども続々と追悼のコメントを発表している。また、この件に伴い、木曜日に予定されていたコンテ監督の記者会見はキャンセルされている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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