強いこだわりを持っているのなら、そのこだわりから外れた行動を取る人が目につくことは仕方がないことだと言えるでしょう。大切なのは、「そのこだわりがあるのは自分だけ」だと、性格の偏りを自覚し、受け入れることです。
また、まだ自分では気付いていないジャンルで、実は強いこだわりを見せる人もいるでしょう。人にはそれぞれ、こだわりが強く、過剰に反応を示してしまう分野が1つや2つ存在するものです。「自分はこれに対してはこだわりが強いんだな」と自覚し認めるだけでも、相手の言動に感情を左右されることが少なくなるでしょう。
出典:『心療内科の名医が教える 怒り、不安がすぐ消える 魔法の感情整理術』