『海辺の生と死』『アレノ』『愛の小さな歴史』『あざみさんのこと』『アララト』などを手がけてきた越川道夫監督の最新作『背中』が、10月29日より公開されることが決定した。
30歳の女性を描く本作。ある日突然恋人ショウイチロウに去られたハナは、恋人の親友であったアカツキと関係を結んでいる。2人はハナの元を去りどこかに消えたショウイチロウを待ち続けている。去っていった男の背中と海辺の風を感じながら、待つ女の心象風景が描かれていく。
待ち続けるヒロイン・ハナを佐藤里穂が演じ、ハナの恋人・ショウイチロウの親友で、ハナと関係を結びながらもショウイチロウを探すアカツキを『僕の大好きな妻!』(東海テレビ・フジテレビ系)の落合モトキが演じる。さらに、突然ハナの元を去っていった男・ショウイチロウ役で越川監督作品の常連役者・嶺豪一が名を連ねた。
あわせて公開されたポスタービジュアルには、遠く広がる海辺の風景を背景に、本作のタイトルである「背中」が大きく縦に配置されている。そして、恋人を待つ女ハナと、ハナに想いを寄せるアカツキの姿が切り取られている。(リアルサウンド編集部)