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清原果耶、“降霊”シーンに臨む心境を告白「コンテンポラリーダンスを踊っているような感覚」<霊媒探偵・城塚翡翠>

WEBザテレビジョン

10月16日(日)スタートの新日曜ドラマ「霊媒探偵・城塚翡翠」の記者会見が行われ、清原果耶、小芝風花、及川光博、瀬戸康史が登壇した。

本作は、ミステリー賞総なめの相沢沙呼のベストセラー小説「medium 霊媒探偵城塚翡翠」をドラマ化したもの。“霊が視える”ヒロイン・城塚翡翠(じょうずか・ひすい)が、推理作家・香月史郎(こうげつ・しろう)と共に“霊媒探偵”として犯人と向き合っていく異色のミステリードラマとなっている。

■緑のカラーコンタクトで“翡翠ちゃんスイッチ”が入る

清原が演じる城塚翡翠は、「犯人が視える」という能力を持つ霊媒師。魂の匂いを感じて、死者を呼び戻すことができるという。「原作の中の翡翠ちゃんと脚本の中の翡翠ちゃんと、うまくバランスを取りつつ、どう表現していけばいいんだろう?って、悩んだりしているぐらい演じるのが難しいです。監督やスタッフの皆さんと話し合って作っているので、『頑張ろう!』という気持ちです」と、演じてみて実感した気持ちを伝えた。

名前通り”翡翠“をイメージさせる緑色の瞳も大きな特徴。「最初は自分に緑の目がついていることに慣れなかったんですけど、だんだんなじんできて普通に目を見て話せるようになりました。緑のカラーコンタクトを毎日つけて、“翡翠ちゃんスイッチ”を押してもらってるような感じがします」と、気持ちの切り替えができる重要なアイテムになっていると明かした。

翡翠のバディ的存在の推理作家・香月を演じる瀬戸は、「最初からあまり違和感はなかったです。とてもお顔に似合っているというか、見つめられると吸い込まれそうになります」と、その印象を答えると、警視庁捜査一課・鐘場正和(かねば・まさかず)警部役の及川も「僕は果耶ちゃんと5秒以上目を合わせられない。見つめられるとひざまずきたくなるんです」と同意。

MCから「それぐらいの魅力を放っているという自信はありますか?」と聞かれた清原は「あるわけないじゃないですか!(笑)」と笑いながら否定しつつ、「でも、そう言っていただけてうれしいです。ありがとうございます」と二人にお礼の気持ちを伝えた。

小芝が演じるのは、翡翠のアシスタントの千和崎誠(ちわさき・まこと)。「(翡翠は)すごくサポートしがいのあるかわいい方なので楽しいです。衣装はスタイリストさんの手作りで、ラインとかにもこだわって作られているんです。私の衣装はもっと明るいグリーンだったんですけど、セットの中でより映えるように、シックなグリーンに変えてくださったり、本当にこだわりのある服なので、さっき果耶ちゃんが言ってたように、私もこの衣装を着るとスイッチが入ります」と、衣装がお気に入りだと語った。

鐘場警部は、演じる及川いわく“ちょいワル刑事”だとか。「話し方が下町っぽいというか、ちょっと柄の悪いところがあって、“ちょいワル刑事”という言葉が出てきました。普段の僕の言葉遣いとは違うということで、苦労があったりなかったりしますね、という役柄なので、飾らず、むき出しの俺を見せてやるぜ!」と、そう言った理由を“ちょいワル”を交えて答えた。

瀬戸が演じる香月は、ずば抜けた推理力を持つ人気推理作家。洞察力の鋭さを買われて、警察の捜査にも協力している。「推理作家なのでとても頭がいい役で、警察にも協力している信頼のある人物です。翡翠とはこれからペアで動いていくんですけど、彼女にないところを補ったり、僕にないところを補ってもらったりしながら物語を紡いでいきます」と役柄を説明。

MCから「せりふの量が多いですよね」と言われ、瀬戸は「僕だけじゃなく、会話劇なのでみんなせりふの量が多いです。舞台みたいな感じですね」と答えた。

■瀬戸康史「”大丈夫?”って心配になるくらい迫力ありました」

このドラマの見どころの一つとなるのが“降霊”シーン。清原は「降霊というのをやったことがなかったので(笑)、どういうふうに芝居の表現としてアプローチしていくのか迷いましたが、監督と相談したり、瀬戸さんにも助けてもらいながら演じました」と答えた。

瀬戸から「“降霊”って、役を演じるのとは違うんですか?」と聞かれると、「それが難しいところなんです。感触としては“コンテンポラリーダンス”を踊っているような…。監督に『こういうイメージです』って言われてやってみたら、『あ、なるほどね』と腑に落ちたところがあったので、そこに降霊されている人物の表情を乗せていく感じにしています」と返答。

“コンテンポラリーダンス”という意外な単語が飛び出し、及川は「(ダンスっぽい動きをして)こんなふうに動いたの? 振付的な指導はあったの?」と興味津々。その質問に清原は「そこまでじゃなかったんですけど、『こういう動きをしたら“降りてきた”っぽいよね』って監督と話しながらやってました」と答え、降霊シーンで共演した瀬戸は、「“大丈夫”って心配になるくらい迫力ありましたね」と撮影時を振り返った。

最後は、清原が「このドラマは全てが伏線になっていて、何度見ても楽しめるようになっています。今、スタッフの方と一緒に魂を込めて作っているので、放送を楽しみにしていただきたいのと、ドラマを見ながら一緒に推理して見ていただけたらと思っています」というメッセージで締めくくった。

◆取材・文=田中隆信

 
   

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