会見に臨んだ西岡良仁
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新型コロナウイルスの感染拡大の影響で3年ぶりの開催となった同大会。西岡は同年の2回戦進出が最高成績となっている。今大会は前週のユジン韓国オープン(韓国/ソウル、ハード、ATP250)で自身2度目のツアー優勝を飾り、勢いに乗った状態でホームの大会に登場した。
第1セット、立ち上がり第2ゲームで先にブレークを許し0-2とリードされた西岡だったが、その後6ゲームを連取。ネットプレーやドロップショットなどでキツマノビッチを翻弄し、先行する。
しかし、第2・ファイナルセットではキツマノビッチの強打に押し込まれると、わずかにショットのミスが増え2セットを連取された。試合時間は2時間10分。
試合後の会見に登場した西岡は「結構いいテニスはしていたと思います。もちろん、韓国からのサーフェスや気温の違いはありますし、センターコートでは30分しか打っていないので調整できない部分がありました。テニス的にはちゃんとできていたと思いますけど、後半は体力的に厳しくなったので2セットで終われなかったのが今日の敗因だったと思います。そんなに悪いテニスだったと思いませんし、彼(キツマノビッチ)もいいプレーもしていました。そんな中で勝ちに近づけたのは成長があるのかと思います」とコメント。
「終盤になるにつれてネットの白苔にかかったり、アウトに近いボールが増えてきたので半歩だったり一歩だったりの動きが少しづつ悪くなっていったと思います。僕のテニス的に動いてポイントを取っていくスタイルなので、どうしても他の選手に比べると体の疲弊が多いと思います。なので、こういう連戦になってくると、どうしても疲れは出てくると思います」
勝利したキツマノビッチは2回戦で、第8シードで世界ランク25位のD・エヴァンス(イギリス)と対戦する。エヴァンスは1回戦で世界ランク86位のR・アルボット(モルドバ)に6-7(3-7), 6-1, 6-4の逆転勝ちで初戦を突破している。
また、西岡は同日、内田海智とのペアでダブルスにも出場予定。1回戦で第1シードのN・キリオス(オーストラリア)/ T・コキナキス(オーストラリア)組と対戦する。
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