トッテナムのアントニオ・コンテ監督がチャンピオンズリーグ(CL)でのドローに一定の満足感を示した。クラブ公式サイトが伝えている。
トッテナムは敵地で4日に行われたCLグループD第3節でフランクフルトと対戦した。先週末の“ノースロンドン・ダービー”で完敗を喫した直後の試合となり、立ち上がりから主導権を握ったものの、先制点を奪えないままハーフタイムへ。後半はよりオープンな展開となり、カウンターからゴールを狙うが、最後まで相手の集中した守りを崩せず、ゴールレスドローに終わった。
これでCL2試合未勝利となったが、コンテ監督はチームのパフォーマンスぶりをポジティブにとらえているようで、ダービーでの手痛い敗戦から立ち直った選手たちの姿勢を称えている。
「パフォーマンスはポジティブだった。高い強度で良いゲームができたと思うし、ピッチのどのゾーンでもプレッシャーをかけ、チャンスを作れていた」
「改善すべき点を見つけるとしたら、より冷静になる必要があるのは確かだ。このタイプの試合でチャンスを作ったなら、冷静になって得点まで繋げなければならない。点を取らなければ、勝利はないのだからね」
「アーセナル戦後に選手たちが良い反応を示すことには確信があった。ただ、試合中にこうした努力をすれば勝つべきであり、少しがっかりする必要はあるだろう。繰り返しになるが、勝ちたいなら得点を決めなければならない」
「とはいえ、今日は少なくとも0-0で試合を終えられた。(前節の)スポルティングCP戦では均衡した展開で得点するチャンスを失い、終了間際に2失点を許したからね」
「私は常に、このグループDには素晴らしいバランスがあると言ってきた。すべてのゲームですべてのチームがポイントを獲得することも失うこともできるだろう。我々はホームで2試合を戦った後にマルセイユでプレーする必要がある。ホームのファンと共に、決勝トーナメントに進むために最善を尽くせると確信しているよ」
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ドローでCL2戦未勝利のトッテナム、コンテ監督「パフォーマンスはポジティブだった」
2022年10月5日