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出来レース疑惑が持ち上がった「ヒカキンおにごっこ」 ヒカルの経緯説明から改めてわかった“ヒカキンのすごさ”

Real Sound

動画サムネイルより

 2022年10月3日、YouTuberのヒカルが「ヒカキンおにごっこ」の非公開について経緯の詳細を説明した。

参考:【写真】ヒカキンが2200万円を賭け、開催した“壮大な鬼ごっこ”

 ことの発端は2022年10月2日、日本のYouTube史上、例を見ない大規模な撮影で話題となった「ヒカキンおにごっこ」の動画が、当事者であるヒカキンによって非公開になった。

 2022年8月に投稿された「チャンネル登録者数合計6300万人以上、オールスター参戦!」の動画は、20名以上の人気YouTuberが鬼ごっこを行い、逃げ切ることで100万円の報酬を得られるという企画だった。

 ヒカキン自身によって投稿された「「ヒカキンおにごっこ」動画非公開について」の動画内では、「当日の鬼ごっこがゲームとして成立していなかった」と説明。参加した複数のクリエイターから「不正があったのではないか」と疑う声が上がっており、ヒカルを伝って経緯を知ったと話した。

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 ゲーム中にカメラマンの転倒や参加者の体調不良などアクシデントが発生し、その対応を優先したことで、ゲーム中盤に10分ほど進行が上手くできず、ヒカキンは制作スタッフ側に「参加者に経緯を説明したうえで、ゲームの10分間延長」を依頼。しかし、その意図が伝わりきっておらず、参加者への説明がなしに延長が実施されたことで、勝者を減らすために意図的に延長を行ったのではないかと、出来レースを疑われることになった。

 ヒカルは本件について2022年10月3日に動画を投稿。「ヒカキンの動画内で自身の名前が出され、自分が不正の原因と認識している人がいる。元々動画を投稿する予定ではなかったが、ヒカキンさんだから規模が規模なので、今動画を撮ってます」と話し始める。

 「ヒカキンおにごっこ」に参加した一部のクリエイターとしては、信頼していたヒカキンの企画でやらせを半分強要され、出来レースがあったことについて憤りを感じていたという。クリエイター自身は公表するつもりはなかったが、関係者がリークを検討しており、「俺が持ってる分の10万円ぐらい払うから、その話を預からせてくれ」とヒカルが制止。

 ヒカルは「確かに不正を疑っても仕方がないようなミスが起きていた」と話しつつ、「でも、ヒカキンがそんなことするか?」と疑問も感じたようだ。一連の流れをヒカルが暴露すればヒカキンを陥れることもできたが、「圧倒的に最強のヒカキンを抜くことに価値がある」とし、共通の知人を通してヒカキンと話す機会を設けた。

 ヒカルによると、Zoom会議で状況について説明した際、ヒカキンは大きなショックを受けていたという。「一点の曇りもなく清くやっていたきたから悔しいです」と泣きながら吐露する姿を見て、改めてヒカキンの凄さを感じたとも話した。動画内では、年上であるヒカキンを呼び捨てにする場面が多く見受けられ、「いつかぶっ潰してやろうと思ってる」とも話していたが、ヒカキンへのリスペクトが終始感じられる内容になっている。

 また、ヒカルは動画内で「犯人探しのようなことはしてほしくない」と視聴者に繰り返し呼びかけている。今回は大人気な企画動画が非公開になるという事態になってしまったが、今後のヒカキンの活躍、そして、いつか実現されるだろう、ヒカルとのコラボを楽しみにしながら引き続き彼らのYouTube活動を見守っていこう。

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