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アイドル×作家『1と0と加藤シゲアキ』に見た“前人未到の領域” 装丁からあとがきまで、その魅力を徹底解説

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「加藤さんが10年前の自分に語りかけているところは特に……。耐えきれないほどの孤独、将来への不安、0から1を生み出したあの衝動が文字からにじみ浮かんで来るような文章です。あのときの一歩がなければ、加藤シゲアキという作家や作品について語らう時間も、そしてこの本そのものも『無』だったのだと思うと、胸が熱くなります」

 佐藤氏は本書で、ライブパフォーマンスの解説を担当している。執筆に際してあらためてライブ映像を振り返ったとき、大きな気づきを得たそうだ。

「作家として発表している小説と、アイドルとして披露しているパフォーマンスとがリンクしていて、『ああ、加藤シゲアキは1人だった』と(笑)。同時に、どちらの作品も知っていればより楽しめる深みのある表現をしているアイドルなのだという発見もあり、誰も挑戦したことのない領域に立っているように思います」

 小説、映像作品に生のパフォーマンスと、そのすべてに妥協を許さず、高い評価を受けてきた加藤シゲアキ。年月をかけて成熟していくなかで、あらゆる表現がよりシームレスに繋がった、加藤ならではの新しいクリエイティブが見られることに期待したい。

(橋川良寛)

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