
なにも、実際に昇進や大ブレイクを果たさずとも、世間から見れば大出世と思われることがある。結婚によって大きくステータスを上げたケースを紹介しよう。
日米通算4367安打、メジャーで歴代最多の年間262安打など輝かしい記録を残した世界のイチローを夫に持つのは、元TBSの福島弓子(56)だ。8歳年上の妻は不規則な食事時間に対応し、徹底した栄養管理で献身的にイチローを支えてきたとされる。先の張本氏が言う。
「イチローとの交際前は栗山英樹氏とのロマンスがありました。栗山氏は交際していた福島に『99%は君のことが好きだけど、残りの1%で伊達公子さんのことが気になってしまうから』と謎の理由を告げて一方的に捨てたと言われる。福島はそのあとにイチローをつかまえた。よく捨ててくれましたって感謝してるんじゃないですか」
福島同様に元メジャーリーガーの年上妻といえば、交際時の西武広報による“身代わり出頭騒動”がありながら、松坂大輔が愛を貫いた元日テレ・柴田倫世(47)も同様である。
初渡米に関しても、柴田の意向が存分に考慮されたとも言われる。
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「吸血鬼と言われた米国代理人も、妻を攻略して契約を勝ち取ったそうです。柴田の希望が学術都市のボストンで、レッドソックスに決まったとも。松坂が日本復帰する際、より高年俸のソフトバンクを選択させたのも妻の思惑だと言いますし、高額な教育費のために松坂は単身赴任で現役生活を長く続けたとされる。引退後、妻の古巣である日テレとは契約しなかったのも、柴田の意向と聞きました」(球界関係者)
松坂は、とにかく柴田の顔がタイプだったというあたり、美人アナの強みと言えよう。
他に、局の現役のまま玉の輿に乗ったケースもある。報道局所属のキャスターとなったテレビ東京・大江麻理子(43)だ。
「バラエティーだけではなく、経済情報番組もソツなくこなしてアナウンス室主任になった他、ニューヨーク赴任を経て報道局勤務となり、『WBS』のメインに抜擢され、順調な出世コースを歩んでいる。プライベートでもマネックス証券の松本大さんと結婚し、本当に玉の輿に乗ったと言えるのは福島と彼女だけだと思います」(丸山氏)
ともにNHKで看板スポーツキャスターとして活躍し、海外在住のセレブ妻となったのは、青山祐子(49)と久保純子(50)である。