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『グッバイ・クルエル・ ワールド』大森立嗣監督&西島秀俊インタビュー「“分からない感情”にどう向き合っていくのかが大事」

ガジェット通信

主演・⻄島秀俊、共演に斎藤工、宮沢氷魚、玉城ティナ、宮川大輔、大森南朋、三浦友和ら豪華俳優陣が集結した、大森立嗣監督オリジナル作品『グッバイ・クルエル・ ワールド』が公開中です。

映画で描かれるのは全員互いに素性を明かさない強盗組織。ラブホテルで秘密裏に行われていたヤクザ組織の資金洗浄現場を狙い、大金強奪の大仕事に成功し、それぞれの生活に戻るメンバーだったが、ヤクザ組織に追われる日々が始まる…。監督・大森立嗣×脚本・高田亮がオリジナルで描く豪華俳優陣によるエキサイティングでポップな銃撃戦クライ ム・エンターテインメントとなっています。

本作で初タッグとなった、大森監督と西島秀俊さんのお2人にお話しを伺いました。

――大森監督が今回、安西という役を西島さんにオファーした理由を教えてください。

大森 西島さんのことは、映画をとても愛している、僕と同年代の俳優さんだっていう認識で。常に気持ちが映画に向かっていながら、テレビドラマなど様々な分野で活躍をしていて、「映画」というものを格上げしてくれる力を持っている人だと思っています。で、もちろん、役者としての力も当然、脂が乗っていらっしゃいますから。

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――念願のオファーだったわけですね。

大森 そうです。あと、やっぱり嫉妬心みたいなものもあってね(笑)。 “あ、こういう映画に出てるんだ”とか“活躍してるな”っていう思いがあって。なかなか自分の映画の中で西島さんに合う役がなかったのですが、本作の安西は西島さんにやっていただきたい役だったので。

――安西というキャラクターのどういった部分を、西島さんに演じて欲しいと思いましたか?

大森 大人なところだね。西島さん。大人なんですよ。

西島 …そんなことないですけどね(笑)。

――西島さん、“大人”と言われておりますね。

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