「有吉の壁」(水曜夜7:00-7:56、日本テレビ系)の“ブレイクアーティスト選手権”から生まれたアーティストたちによる音楽ライブ「有吉の壁 Break Artist Live’22」が、10月12日(水)、13日(水)に神奈川・ぴあアリーナMMで開催される。これに際し、“鼻詰まり系ヴィジュアルバンド”・美炎-BIEN-と、工具が具現化した2.7次元アイドル・KOUGU維新が取材に応じ、ライブの意気込みなどを語った。
■美炎-BIEN-のメンバー4人&KOUGU維新から3人が登場
美炎-BIEN-のメンバーは、Kushami(Vo/チョコレートプラネット・長田庄平)、Zumari(Gt/パンサー・向井慧)、Dust(Ba/パンサー・菅良太郎)、Kafun(Dr/チョコレートプラネット・松尾駿)の4人。KOUGU維新からは、プラスドライバを演じる乙ルイ(きつね・大津広次)、平やっとこを演じる淡川幸一郎(きつね・淡路幸誠)、ダイヤモンドカッターを演じるくさかべのりお(マヂカルラブリー・野田クリスタル)が登場した。
■「目立てるように、花道の前にドラムセットを組もうかな」
――皆さんは2021年の「Break Artist Live」にも出演されましたが、昨年の反省はありますか?
Kushami:Kafunがちょっと目立っていなかったかな…。
Kafun:今年は目立てるように、ボーカルの位置とドラムの位置を変えたいと思います。(会場が)どういうセットになるか分からないんですけど、花道の前にドラムセットを組もうかな。
Kushami:邪魔だよ(笑)。Dustももう少し前に押し出したいですね。
Zumari:ベースソロとかね。
Dust:前回はリズム隊(ドラム、ベース)が大人しかったですからね…。
Kushami:今回は、前回のライブより演奏する曲数が多くなっていて、新曲もやる予定です。
Zumari:河村隆一さんが作曲した曲も、もしかしたらやるかもしれないってことでしょ?
Kushami:それはやらない…。
Zumari:やらない!?(笑)
Kafun:やったほうがいいと思うよ(笑)。
――KOUGU維新さんはいかがですか?
乙:前回は歌とダンスがメインだったので、殺陣を披露する場面が少なかったんです。でも、今回は殺陣を意識されているライブだと聞いたので、そこを見せていけたらなという次第です。
Zumari:熱い思いがあるね~(笑)。
Kafun:KOUGU維新ばっかりリハーサルやってるんだよ(笑)。
――今回は2DAYS公演ということですが、それを聞いた時のお気持ちはいかがでしたか?
Kushami:去年の武道館は(観客数が)6900人で、今年は8000人×2日間で1万6000人。大丈夫かなと思いましたが、前回は大盛り上がりだったので。満員のお客さんの前でパフォーマンスするのはめちゃくちゃ気持ち良かったので、今回も会場を満員にして、みんなで盛り上がりたいなと思いますね。
Zumari:二日間で内容が全く違うので、両日来てほしいですね。
乙:僕は美炎-BIEN-さんをリスペクトしていて、ステージを共にするのが夢だったんです。だから今回は夢のステージだなと思っています。
Kushami:あぁ…、そうですか…。僕らはそんなこと思っていないんですけど(笑)。
淡川:なんだと!?
Kushami:まあ今回のライブが上手くいけば、今後いろいろとコラボやツーマンなどやってもいいかなと思います。
――本番まであと少しですが、現在の手応えはいかがですか?
Kushami:僕たちはいかに詰まらせるかが重要なので。今は部屋を一切掃除せず、ハウスダストを溜めています。
Dust:僕は二日酔いだと詰まりやすいので、酒をガンガン飲んでいますね。
Zumari:ロックだねぇ。
乙:今回、ジグソーという新キャラクターがいるのですが、ジグソーの練習量がすごくて。ダンスと曲の完成度が高く、皆さんを満足させられるような内容になっているので、見てほしいですね。
Zumari:(ジグソーは)モグライダーの芝(大輔)さんだよね?
乙:違います。“うえきゆうや”さんです。
Kafun:うえきさんはドラマとか出ているんですか?
乙:出ています。「金田一少年の事件簿」。
Zumari:俺、見てたけど出ていなかったよ!(笑)
――最後に、読者へのメッセージをお願いします。
Kafun:当日、ドラムの位置がどこにあるのかを楽しみにしていただきたいです。皆さんぜひ見に来てください。
Dust:前回は少し控え目だったので、今回はパワーアップしたリズム隊のパフォーマンスをぜひ楽しみに来てください。
Zumari:前回のギターにキスをするというパフォーマンスを超えられるように、ベストパフォーマンスを出したいです。
Kushami:今回もすごい仕掛けでやってやろうかな。「鼻水木」でアリーナを水浸しにして、プールにしてやろうと思っています。
乙:KOUGU維新としては、南蛮編第一部ということなので、これからの進展を、親方様の皆様に楽しんでいただきたいなという次第でございます。
淡川:我々KOUGU維新も、非常に強固な団体になって参りました。
Zumari:強固な“団体”!? 怖いんだけど…(笑)。
淡川:乙と私の2人でやっていた頃と、何ら変わらないクオリティー…。
Kushami:クオリティー変わってないんですか?
Zumari:成長してないじゃん!クオリティーは上げた方がいいよ!(笑)
Kushami:「精神は変わらず」とかなら分かるんだけど(笑)。
淡川:精神は変わらず、クオリティーも変わらず…。みんな同じ気持ちを持ってやっていますので、ぜひ楽しんでもらえたらなと思います。
くさかべ:工具は生かすも殺すも、使い手次第。(長井秀和の物まねで)間違いない。
<有吉の壁>美炎-BIEN-&KOUGU維新、アリーナライブに熱意「いかに詰まらせるかが重要。掃除せずハウスダストを溜めている」
2022年10月3日