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松山ケンイチと長澤まさみが連続殺人犯VS検事で対峙!『ロストケア』の主題歌に森山直太朗が決定

MOVIE WALKER PRESS

松山ケンイチ、長澤まさみが初共演するヒューマンサスペンス映画『ロストケア』が2023年3月に全国公開される。本作より、特報映像と本作の主題歌を手掛ける森山直太朗の新曲「さもありなん」が解禁となった。

本作は、第16回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞した葉真中顕による同名デビュー小説の実写化作品で、『そして、バトンは渡された』(21)の前田哲が監督と脚本を務めた。

解禁された特報は、松山演じる介護士でありながら42人を殺害した連続殺人犯の斯波宗典と、長澤扮する、連続殺人犯を裁くため立証する検事大友秀美が対峙する緊迫の映像。「僕は42人を“救いました”」と語る斯波は、自分のしたことを「殺人」ではなく「救い」だと主張する。白髪でただならぬ過去をもつような佇まいの斯波は、信念のある真っ直ぐな目つきで大友に言葉を浴びせる。大友は斯波の一つひとつの言葉に押されながらも、正義を貫き通すために反発していくという証人尋問シーンが描かれている。

森山が本作のために書き下ろされた新曲「さもありなん」はアコースティックギターの優しくて繊細な音色が印象的なバラード。森山本人が「普遍の優しさから⽣まれた1曲」と語る楽曲が、物語にどうマッチしていくのかも気になるところ。

松山と長澤という実力派俳優の鬼気迫る演技に、森山直太朗の主題歌が絡む社会派エンターテインメント映画『ロストケア』。引き続き本作の続報を待ちたい。

■<キャスト、スタッフコメント>

●森山直太朗(主題歌)

「前⽥監督からお話をいただき『さもありなん』という曲ができました。介護という一つのテーマでも⽣きている⼈の数だけ無数の問題と途⽅もない答えがあって、なにが善で悪なのかはそれぞれの倫理観、置かれている⽴場によって異なります。⼤切なのはその『異なり』を寄り添い⾒守ること。是か⾮か、ありか無しかを問い合うより無意識の視点で相⼿の想いを感じること。『さもありなん』はそんな普遍の優しさから⽣まれた1曲です。泡と化す宇宙の⾔葉。境のない世界になることを願いながら」

●前田哲(監督)

「森山直太朗さんに、映画のイメージを掴んでもらうため、編集前の一部の映像をご覧いただきました。森山さんは映画のテーマを深いところで感じとられ、私が思い描いていたものからさらに飛躍させたすばらしいアイデアを提案してくれました。森山さんが映画と真摯に向き合ってくださった結果。映画を大きく包み込んでくれた、真の意味での映画主題歌を作ってくれました。私は初めて聴いた時の、心にゆっくりと沁みていき、魂が解き放たれる感覚を一生忘れません。森山さんに出会えたことは、映画にとっては必然であり、私にとっては感謝とともに貴重な同志を得た気持ちです。ありがとうございました」

●有重陽一(プロデューサー)

「2025年、団塊の世代と言われる800万人が75歳以上となり、国民の4人に1人が後期高齢者となる日本は超高齢化社会を迎えます。そんな時代だからこそ、介護、親子という題材を真正面に見据えた映画を製作したいと思いました。映画では答えの見えない問題を描きつつ、それでも生きてゆくという希望を感じてもらいたい。そんな話を監督とするなかで、主題歌は森山直太朗さんにぜひお願いしたいと思いました。森山さんに書き下ろしていただいた楽曲『さもありなん』は、我々の理想の楽曲であり、ラストに流れるこの曲が必ずや観客の心を癒してくれるだろうと思っています」

文/山崎伸子
 
   

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