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【全日本】亮生が世界ジュニア初防衛で稔指名 聖地メインでHAYATOと熱戦

プロレス/格闘技DX

『2022旗揚げ記念シリーズ』東京・後楽園ホール(2022年10月2日)
世界ジュニアヘビー級選手権試合 ○青柳亮生vsライジングHAYATO×

 亮生が聖地・後楽園のメインでHAYATOを熱戦の末に退け、世界ジュニア王座初防衛。全日ジュニア新時代を予感させた若き王者は次期挑戦者に稔を指名した。

 9・18日本武道館大会でタイガーマスクを破って世界ジュニアを奪還した亮生。この日、迎えた初防衛戦でHAYATOとの新世代対決に臨んだ。世界ジュニア戦がメインで行われるのは昨年2・20名古屋大会の「岩本煌史vsCIMA」以来、約1年7ヵ月ぶり。聖地・後楽園での世界ジュニア戦メインは2013年2月23日の「近藤修司vs金丸義信」以来、約9年7ヵ月ぶりとなった。

 ジュニアらしいスピード感溢れる先手争いで幕開け。コーナーからのケブラーダを敢行した亮生がペースを握ると、接戦が続いても主導権は渡さず、ロコモーション式フィッシャーマンズスープレックスからムーンサルトプレスにつなげて先にチャンスを掴んだ。

 しかし、ファイヤーバードスプラッシュ狙いはHAYATOが雪崩式ブレーンバスターで阻止。トラースキック、エプロンDDTとたたみかけると、コーナーから場外めがけて決死のセントーンアトミコを投下し、亮生に大ダメージを与える。リングに戻ってもファルコンアロー、ライオンサルトと猛攻。丸め込み合戦になっても亮生の裏をかき、あわや3カウントの場面を生み出す。トラースキックの打ち合いから投げ捨てドラゴンスープレックスでぶん投げた。

 すぐさま立ち上がった亮生はリバースフランケンを決めて五分の展開に持ち込んだ。ファイヤーバードスプラッシュが自爆に終わっても、コーナーに上がったHAYATOをジャンピングハイキックで足止めすると、スパニッシュフライを敢行。今度こそファイヤーバードスプラッシュを決めて熱戦に終止符を打った。

 亮生がHAYATOを下して世界ジュニアV1。防衛ロードの第一歩を踏み出した。ジュニアの真骨頂といえるスピーディーで、空中殺法も飛び交う大熱戦を展開。全日ジュニアの新時代を予感させる新世代対決だった。「ここから全日本プロレスジュニア、そしてこの世界ジュニアのベルトをどこ団体にも負けない、そして三冠ベルトにも負けないベルトにしていく」と誓った亮生は「PLUS ULTRA!」の叫びで聖地・後楽園メインを締めた。

 バックステージでも「俺がここからこのベルトと全日本ジュニアをもっともっと上に持っていく」と誓った亮生。試合後、次期挑戦者は現れなかったが、「僕が未来を創ると言いましたが、今、全日本プロレスがあるのは過去の人がいたから」と前置きした亮生は「稔選手、メチャメチャ興味があります。どこの団体でもベルト巻いているあの男を倒さずに、全日本のジュニアだってことは言えないと思っているんで、良かったらいい返事待ってます」と自ら指名した。

 亮生が稔を迎え撃つ舞台はこの日、世界ジュニア戦開催が発表された10・23大阪大会が有力。新世代対決の次は元王者。亮生が全日ジュニア新時代の確立へ向けて歴史に挑む。

【亮生の話】「よっしゃあ! 帰ってきました、ベルトが。リング上で言った通りです。全日本プロレスジュニア、まだまだ捨てたもんじゃないし、俺がここからこのベルトと全日本ジュニアをもっともっと上に持っていくんで、見守っててください。そして、次の目標だ、次の目標。誰も来ない。僕待ってたんですよ、ちょっと。『次は俺だ』を。来なかったんで、僕が言っちゃってもいいところですよね。僕が未来を創ると言いましたが、今、全日本プロレスがあるのは過去の人がいたからです。そして今、ブードゥー・マーダーズが暴れ回ってますね。ジュニ枠、稔選手、メチャメチャ興味があります。どこの団体でもベルト巻いているあの男を倒さずに、全日本のジュニアだってことは言えないと思っているんで、良かったらいい返事待ってます。送っておいてください。あと最後にもう1個。来月から世界最強タッグリーグ始まりますね。私の名前がありませんでした。非常に残念です。なので、青柳亮生、少しだけいいことを考えついたんで、またのちほど報告したいと思います以上です」

【HAYATOの話】「クソ。なんで負けた…。絶対負けたくなかった。絶対勝たなきゃいけない試合だった。負けた! クソ。全部出したよ。持てるもの全部持ってきました。でも勝てなかった。亮生は強かった。クソ。でも折れないよ。ここではまだ折れない。今、この時代のヒーローは、主人公は亮生かもしれないけど、ヒーローの対角線にはライバルが必要だろ。俺がいつかライバルとして必ずあいつを倒す。そして、今度は俺が本当のヒーローになってやる」

 
   

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