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西岡良仁「耐え抜いた試合」

テニス365


西岡良仁(全米OP)
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスで世界ランク56位の西岡良仁は2日にツイッターを更新。ユジン韓国オープン(韓国/ソウル、ハード、ATP250)で4年ぶり2度目のツアー優勝を飾った喜びを明かした。

>>西岡、ルードら楽天OP組み合わせ<<

今大会、西岡は1回戦で第5シードのD・エヴァンス(イギリス)、2回戦で初対戦となった世界ランク92位のダニエル太郎をストレートで破りベスト8進出。すると準々決勝で第1シードで世界ランク2位のC・ルード(ノルウェー)、準決勝で同う222位のA・コバチェビッチ(アメリカ)をともにフルセットで破り、今季2度目のツアー決勝進出を果たした。

この試合の第1セット、西岡は第4ゲームで3度ブレークポイントを握るもシャポバロフが凌ぐ。逆に第7ゲームで西岡は0-40のピンチを迎えるも、このゲームをキープする。第7ゲーム終了後、西岡はベンチにトレーナーを呼び左肩のマッサージを受ける。

両者互いにサービスキープを続けて迎えた第10ゲーム、西岡が初のブレークに成功して第1セットを先取する。

続く第2セット、西岡は第3ゲームで先にブレークを奪われて追いかける展開となるも、第6ゲームでブレークバックに成功する。西岡は第7ゲーム終了後、再びトレーナーから左肩のマッサージを受ける。

両者サービスゲームを死守してタイブレークに突入すると、先にミニブレークに成功した西岡がシャポバロフの反撃を許さず、自身4年ぶり2度目となるツアー優勝を決めた。日本人男子のツアー複数回優勝は、錦織圭の12勝に次いで史上2人目の快挙達成となった。

西岡はツイッターで「韓国ATP250優勝しました。2つ以上のタイトルは日本人史上2人目ですね。耐え抜いた試合でした。沢山の応援ありがとうございました。楽天で皆さんに会えるのを楽しみにしています」と投稿している。

また西岡は3日に発表されるATP最新ランキングで、これまでの自己最高48位を更新することが確定している。

西岡は3日に開幕する楽天ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2022(日本 /東京、ハード、ATP500)へ出場を予定しており、世界ランク32位のM・キツマノビッチ(セルビア)と対戦する。

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