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FA“超目玉”の西武・森友哉を獲得すべき球団はここだ! ポジション、攻撃力、資金および熱意の3点から識者が徹底解説

THE DIGEST

FA“超目玉”の西武・森友哉を獲得すべき球団はここだ! ポジション、攻撃力、資金および熱意の3点から識者が徹底解説

 今オフのFAで目玉の一人となりそうなのが、西武の森友哉である。2019年には首位打者を獲得するなど、捕手としては破格の打力の持ち主で、まだ27歳とFA選手としては異例の若さでもある。

 仮に森がFAを宣言した場合に、獲得すべき球団、最もフィットする球団はどこか。ポジション、攻撃力(強化の必要性)、資金および熱意の3点から検討し、入団の可能性も探ってみよう。

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ヤクルト(フィット×、可能性×)
ポジション×
攻撃力×
資金および熱意×

 リーグ屈指の捕手である中村悠平は3年契約の1年目で、後継者として内山壮真も育っている。わざわざ森を取りにいく意味はなく、入団の確率は限りなくゼロに近い。

DeNA(フィット◎、可能性〇)
ポジション◎
攻撃力△
資金および熱意〇

 最も捕手に苦しんでいるチームの一つ。レギュラーに一番近い嶺井博希でも打率.203、OPS.531(10月1日現在)とあって、例年に比べて不調でもなおOPS.720の森とは比較にならない。若手も伸び悩み気味で、森獲得への障害はほとんどない。

阪神(フィット△、可能性△)
ポジション△
攻撃力〇
資金および熱意〇

 梅野隆太郎と坂本誠志郎で守備面は心配ないが、ともに打力は弱く、捕手の攻撃力はリーグ最下位。しかし、梅野と3年契約を結んだばかりで、森を獲得するとなると無計画の謗りは免れない。森自身が阪神入りを熱望するなら話は別だが、西勇輝、岩崎優ら自軍のFAの慰留、および浅村栄斗らがFAになる二塁手の補強が優先と思われる。

広島(フィット×、可能性×)
ポジション×
攻撃力×
資金および熱意×

 會澤翼の衰えは否めないが、控えに磯村嘉孝がいて、中村奨成も外野から捕手に再コンバートされた。資金的にも森の獲得に向かう可能性は極めて低い。
 巨人(フィット△、可能性△)
ポジション△
攻撃力△
資金および熱意〇

 強肩強打の持ち主ながら、リード面で批判が絶えない大城卓三と、逆に守備の評価は高いがまるで打てない小林誠司のコンビが主にマスクを被っている。もっとも、森も守備で名高い選手ではなく、しかも今季の打撃成績に至っては大城を下回る。それほどグレードアップになるとは思えず、山瀬慎之助を育てるほうが賢明ではないか。

中日(フィット×、可能性×)
ポジション×
攻撃力◎
資金および熱意×

 リーグ最弱の得点力を解消するには、森のバットは間違いなく魅力的。一方で木下拓哉が正捕手として定着しており、森を取っても外野で使うしかないか。資金面も含めて現実的ではなさそうだ。ソフトバンク(フィット△、可能性△)
ポジション△
攻撃力△
資金および熱意〇

 今季は攻守に精彩を欠いたとはいえ、甲斐拓也が不動の正捕手に変わりはない。後継候補として海野隆司、渡邉陸らも育ち始めている。森自身も、わざわざ甲斐とポジション争いをしようとは思わないのではないか。

オリックス(フィット〇、可能性○)
ポジション△
攻撃力〇
資金および熱意〇

 伏見寅威、若月健矢の併用で凌いでいて、森が入れば打撃面は大幅に向上する。伏見がFA権を行使するならなおさらだ。しかも森は元オリックスジュニアという縁もある。ポジション的には同じFAでも浅村を獲得して二塁を強化したいところだが、入団の可能性が高いのは森のほうだろう。

楽天(フィット〇、可能性〇)
ポジション〇
攻撃力〇
資金および熱意△

 太田光が今一つ伸びず、35歳の炭谷銀仁朗が先発マスクを被る機会が多い。西武時代と同じように、炭谷に代わって森が正捕手となる可能性もありそうだが、自軍のFAである浅村の引き留めが先決か。浅村が流出し、なおかつ森の行き先が決まっていなかった場合は参戦するかもしれない。

ロッテ(フィット×、可能性×)
ポジション×
攻撃力〇
資金および熱意×

 高卒新人の松川虎生が話題になり、佐藤都志也も盗塁阻止率でリーグトップ、打撃も低打率ながら8本塁打を放っている。チーム打率がリーグ最低レベルで攻撃力を上げたいのは山々だが、その手段は森ではなさそうだ。
 日本ハム(フィット〇、可能性△)
ポジション〇
攻撃力◎
資金および熱意△

 長年捕手を固定できないでいるが、今季は宇佐見真吾が成長のあとを見せた。ただし現時点の実力は森のほうがずっと上で、年齢も宇佐見より若い。新球場移転を機にFA補強に動くのであれば、ターゲットの一人にはなるだろう。

西武(フィット◎、可能性〇)
ポジション◎
攻撃力〇
資金および熱意◎

 当然ながら森を一番必要としているチーム。柘植世那、古賀悠斗、牧野翔矢らの若手が森の故障中に起用されたものの、まだまだレギュラーとして起用するほどではない。全力を挙げて引き留めにかかるはずだ。

――◆―――◆――

 ポジション、攻撃力、資金および熱意の3要素ですべてで揃っているのは、やはり西武。条件面も含めて本人に不満がないのなら、残留するのが一番と言える。それに次ぐのがオリックスとDeNAで、阪神と日本ハム、状況次第では楽天もあり得るか。ソフトバンクと巨人は、資金力はあっても森を取りに行く必要性が薄い。西武以外なら、最も森の力を必要とするDeNAが有力と見る。

【著者プロフィール】
いでの・てつや。1970年生まれ。『スラッガー』で「ダークサイドMLB――“裏歴史の主人公たち”」を連載中。NBA専門誌『ダンクシュート』にも寄稿。著書に『プロ野球 埋もれたMVPを発掘する本』『メジャー・リーグ球団史』(いずれも言視舎)。

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