かわいいコツメカワウソの「ウラのカオ」とは？（WWFジャパン提供）
コツメカワウソやスナネコといった野生動物の「ペット化」見直しを訴えるキャンペーンを実施中の公益財団法人「世界自然保護基金（WWF）ジャパン」（東京都港区）が、上野動物園（東京都台東区）と協力して、イベント「飼育員さんだけが知ってるコツメカワウソのウラのカオ＠上野動物園」を10月4～同7日、同園で開きます。
「ウラのカオ」とは？
キャンペーンは8月にスタート。動物園で人気があり、しかも「ペットとして飼いたい」という声もある野生動物たちが、実はペットとして飼うには不向きで、ペット化が絶滅の危機を招きかねないことを「飼育員さんだけが知ってる あのペットのウラのカオ」と題した6種類の動画で解説。WWFジャパンが、国内の動物園4園と協力して動画を制作し、WWFジャパンのホームページ内特設サイトで紹介しています。
イベント「飼育員さんだけが知ってるコツメカワウソのウラのカオ＠上野動物園」は、実際にコツメカワウソを見ることのできる上野動物園で、より詳しくコツメカワウソについて知ってもらおうと開催。同園の大橋直哉教育普及課長が、コツメカワウソの生態や習性、それに伴うペット飼育の難しさを紹介。WWFジャパンの職員による、コツメカワウソを含む野生動物のペット利用に伴う絶滅や密輸などのリスクについての解説、○×クイズなどもあります。
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日時は10月4日～7日、各日とも午前11時から30分程度。同園内の「クマたちの丘」付近で開催。雨天決行・荒天中止で、雨天時は、園内「さるやまキッチン付近」で行う予定です。
