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【スターダム】ジュリアが歓喜の5★STAR GP初制覇、12・29両国での赤いベルト挑戦宣言 たむは涙の準優勝

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【スターダム】ジュリアが歓喜の5★STAR GP初制覇、12・29両国での赤いベルト挑戦宣言 たむは涙の準優勝

『LEC ふわるんマスク Presents 5★STAR GP 2022〜優勝決定戦〜』東京・武蔵野の森総合スポーツセンター メインアリーナ(2022年10月1日)
優勝決定戦 ○ジュリアvs中野たむ×

 ジュリアが歓喜の5★STAR GP初制覇。年内最終興行となる12・29両国大会でのワールド王座挑戦を宣言した。一方、たむは準優勝。表彰式では悔し涙を流した。

 史上最多となる26選手によって争われた今年の5★STAR GP。最終戦はプロレス初進出となった武蔵野の森総合スポーツセンターで行われた。約2ヵ月にわたって繰り広げられたし烈なリーグ戦の結果、優勝決定戦はレッドスターズ1位のたむ、ブルースターズ1位のジュリアによって争われた。

 どちらもこの日2試合目。両者とも初の決勝進出で、勝てば初優勝となる。昨年3月の日本武道館大会で敗者髪切りマッチを行った2人が決勝のリングで運命的な再会。入場ゲートを使ったど派手な入場で両者がリングで向かい合うと、場内は期待感に包まれた。

 2人は冒頭からフルスロットルの打撃戦でやり合った。ジュリアはリーグ戦中に痛めたたむの右腕を攻めて試合を掌握する。引かないたむはコーナーから捨て身のプランチャを敢行して逆転。コーナー上でのスリリングな攻防を制し、雪崩式タイガースープレックスまで繰り出した。ジュリアもすぐさま立ち上がり、コーナー最上段から雪崩式ダブルアームスープレックスを決めるが、たむはタイガードライバーで押し返して両者大の字に。

 2人はリングに座り込むと、互いに顔面を蹴って意地を張り合う。ジュリアはヒールホールドに捕らえると、エプロンに退避したたむを追い、グロリアスドライバーを狙ったものの、体勢が崩れて失敗に。場外戦になると、たむがすかさずバイオレットシューティングをねじ込む。ジュリアの花道グロリアスドライバーをリバースDDTで切り返すと、入場ゲート付近から猛ダッシュしてのバイオレットシューティングをぶち込んだ。しかし、その直後、ジュリアも花道上でハンマーロックDDTを決めて反撃。2人は花道で倒れ込み、リングアウト寸前でなんとか滑り込んだ。

 にらみ合った2人は強烈なビンタを1発、また1発と打ち合う。たむが連打で張り倒したが、ジュリアもナックルパンチで返答。頭突きで正面からぶつかり、揃ってふらつくも、直後にジュリアがリストクラッチ式バックドロップで引っこ抜いた。カウント1で返したたむがタイガースープレックスを決めると、ジュリアも同じくカウント1でキックアウト。たむがグロリアスドライバー、ジュリアがバイオレット・スクリュー・ドライバーと互いの必殺技まで駆使してせめぎ合った。

 ここでジュリアは強烈なエルボー、そしてヒザ蹴りをぶち込んで勝機を掴むと、グロリアスドライバーからノーザンライトボムをズバリ。たむから完璧な3カウントを奪った。

 ジュリアが歓喜の5★STAR GP初優勝。昨年3月の髪切りマッチでたむに敗れた雪辱を果たすとともに、昨年は負傷欠場となったリーグ戦で結果を出した。

 試合後の表彰式ではリーグ戦覇者の証であると王冠とガウンを身にまとい、優勝カップを受け取った。悔し涙を流すたむはそんなジュリアと見つめ合うと、先に花道をあとに。場内からは大きな拍手が巻き起こった。

 リングに残ったジュリアは「皆さん、今日はこの長い長い約4時間、最後まで本当にお疲れ様です。ありがとうございました」とマイクアピールを始めると、「我々選手たちも約2ヵ月間、ここまで駆け抜けてきました。みんなズタボロの状態ですけど、皆さんのおかげで戦い抜くことができました。私もです。本当に本当にありがとうございました」と選手を代表して観客に感謝の思いを伝えた。

 そして、「この超過酷な5★STAR制覇したということは、1つ大きなことを言ってもいいでしょうか? 12月29日、両国国技館で年内最終戦があります。私はそのメインイベントで試合がしたい。もちろん赤いベルトを懸けて。その時の赤いベルトを持つチャンピオンに私は挑戦したいと思います」と年内の頂点獲りを描いた。

 現在は朱里が保持する赤いベルトに狙いを定めたジュリアは「私はプロレスデビューして今月で5周年を迎え、スターダムに来てちょうどまる3年になって。でも、まだまだこれからですよ。これからジュリアがスターダム、いや、女子プロレス界の頂点に立ち、最高の景色を諸君にお見せしたいと思います。ついてきてください」と高らかに宣言。「これからもスターダム選手一同頑張って、またこの大きな大きな会場でお客さんがパンパンで入りきれないぐらい満員の状態にしていくんで。諸君の熱い応援、これからもよろしくお願いいたします」と誓いを立てると、「ジュリアのことが好きで好きでたまらない諸君。今日は本当にありがとうございました。アリベデルチ、またな!」といつもの決め台詞で2ヵ月間にわたって行われた激闘を締めくくった。

 バックステージでは「今日という日に鈴季すずとシングルで戦えたこと、決勝で中野たむとまた会えたこと。凄い感慨深いですね。また何度でも何度でもやりましょう」と振り返ったジュリア。「また新しい景色、ジュリア色の世界をお見せします。諸君に必ず最高の景色を見せるので、楽しみにしていてください」と力強く宣言し、自身が主役になるであろう未来を見据えた。

 なお、リーグ戦の技能賞はMIRAI、敢闘賞はAZM、殊勲賞は鹿島沙希に決定。ベストマッチ賞にはレッドスターズから「舞華vsひめか」(10・1調布)、ブルースターズから「上谷沙弥vs鈴季すず」(9・11横浜武道館)が選出され、試合後の表彰式で各選手にトロフィーが贈呈された。


【ジュリアの話】「5★STAR、2022年、制覇することができました。これは応援してくれた諸君の熱い応援のおかげ。そして、大事な大事な仲間、ライバル、そういう大切な人たちがたくさんいたおかげだと思っています。去年の悔しい思いはここで晴らすことができました。今日という日に鈴季すずとシングルで戦えたこと、決勝で中野たむとまた会えたこと。凄い感慨深いですね。また何度でも何度でもやりましょう。そして、優勝したからには、目指すものは前から言っているただ1つ、赤いベルト。12月29日の両国国技館に向けて、私はしっかりコンディションを調整して、また新しい景色、ジュリア色の世界をお見せします。諸君に必ず最高の景色を見せるので、楽しみにしていてください。今日は本当にありがとうございました。またお会いしましょう。アリベデルチ、またな」

【たむの話】「勝負は一瞬で、一瞬で全てが変わる。(涙ながらに)また夢に近づいたと思ったら、ずっと遠くなって。私はまたジュリアに負けて。いつも、白いベルトの時も、私がチャンピオンになってからもずっとあいつと比べられて、髪切りの時もあいつが注目されて。今日ももう少しだったのに…。一瞬で全てが変わる。いつになったら…。ナンバーワンじゃないと意味がないんです」

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