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ジョコ4強「素晴らしい」

テニス365


ノヴァーク・ジョコビッチ(レーバー杯)
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのテルアビブ・ウォーターゲン・オープン(イスラエル/テルアビブ、室内ハード、ATP250)は30日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランク149位のV・ポスピシル(カナダ)を7-6(7-5), 6-3のストレートで破り、ベスト4進出を決めた。

>>西岡 良仁vsコバチェビッチ 準決勝1ポイント速報<<

35歳のジョコビッチは1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)と同様に、新型コロナウイルスのワクチン未接種によりアメリカへの入国が認められず、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)および前哨戦への出場は叶わず。

4年連続7度目の優勝を飾った7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)以降、公式戦から離れていたが、9月23日から25日にかけて開催されるレーバーカップ(イギリス/ロンドン、室内ハード)に出場。2日目にシングルスとダブルス、3日目にシングルス、計3試合をこなした。

今大会の上位4シードは1回戦免除のため、2回戦から登場したジョコビッチは世界ランク115位のP・アンドゥハル(スペイン)を6-0, 6-3のストレートで破り、初戦を突破。

ジョコビッチとポスピシルは6度目の対戦で、これまでジョコビッチが5戦5勝。

第1セットは互いにサービスゲームを譲らずタイブレークに突入。ジョコビッチが4ポイント連取で4-0とするもポスピシルが5-5に追いつく。それでもジョコビッチは6-5からミニブレークに成功して第1セットを先取する。

第2セット、ジョコビッチが第2ゲームで先にブレークに成功するとポスピシルが第5ゲームでブレークバック。ジョコビッチは第8ゲームで再びブレークを奪い、サービングフォーザマッチを決めて1時間53分で勝利した。

ジョコビッチのオンコートインタビューのコメントが男子プロテニス協会のATP公式サイトに掲載され、「素晴らしい、ポジティブな勝利だった」と語った。

「ヴァセク(ポスピシル)は、ツアーで最も仲の良い友人の1人で、僕たちは長い付き合いだ。尊敬している相手と対戦するのは決して簡単なことではないけれど、僕たちはともにプロフェッショナルであり、互いに試合に勝ちたかったし、それは見ての通りだ」

「テニスのレベルは本当に高かったと思う、特に1セット目の終盤と2セット目は。彼の戦いぶりは称賛に値する。彼が戻ってきたのは素晴らしいことだ」

ジョコビッチは準決勝で世界ランク104位のR・サフィウリンと対戦する。両者は初対戦。

同日に行われたシングルス準々決勝では、第2シードのM・チリッチ(クロアチア)が不戦勝、世界ランク68位のC・レスティエンヌ(フランス)が同34位のM・クレッシー(アメリカ)を6-7(4-7), 6-3, 7-6(7-3)のフルセットで破って4強入りを決めている。

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