みなさんは、大人なデートといえばどんな場所を思い浮かべますか?
バーや映画館など、なんとなく暗いシーンが頭に浮かぶという人は多いはず。そのイメージ通り、デートを成功させるためには“暗さ”が非常に有効なのです。そこで、恋愛で使える「暗闇効果」という心理理論について紹介していきましょう。
■ケネス・J・ガーゲンの「暗闇効果」とは?
心理学者であるケネス・J・ガーゲンは、暗闇における男女の親密さについて比較実験を行いました。具体的には、初対面の男女6人ずつを暗い部屋と明るい部屋に分けて過ごさせるというもの。その結果は興味深いものでした。
明るい部屋では同性同士で集まる傾向にあり、会話も当たり障りのない雑談だった一方で、暗い部屋では異性同士でペアになり、ボディタッチや深い内容の会話が行われたそうです。
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このように、暗闇の部屋にいた男女の方が、親密になりやすいということが証明されたのです。
■すぐに関係を深めたい場合の応用の仕方
暗闇効果のデートへの応用の仕方は2つ。すぐに深い関係になりたい場合は、初回から暗い場所でのデートがオススメです。夜に待ち合わせをして、バーや個室のある居酒屋に行きましょう。少し抵抗があるという場合には、映画館や水族館など、気軽に行ける場所から始めるのもいいでしょう。
ポイントは隣に座ること。対面で座ると、どうしても距離ができてしまいますよね。そのため、体が少し触れてしまうほどの近さで並んだ方が、異性として意識されやすくなりますよ。
■友だちから恋人へと関係を深めたい場合の応用の仕方