このたび解禁となった本ポスタービジュアルは、部屋の中で机に向かうノロの場面写真を使用。「いつか夢にくらい顔をだしてくれたら」というコピーが添えられている。また予告編は、かつて青山真治監督から甫木元監督に贈られた<日本映画に現れた、甫木元空という「最後の映画作家」>という言葉と、黒沢清監督から新たに届いた下記コメントから始まり、ノロの「生きてるものが死んでいて、死んでるものが生きてるような」という印象的なセリフとともに、日々の営みを切り取っている。
突如ぷわーんと走ってくる列車に戦慄する。唯野未歩子がサラッと口にする言葉が
ものすごい。ホラーではないが、これは間違いなく死の映画だ。
――黒沢清(映画監督)
映画『はだかのゆめ』本予告
【ストーリー】
四国山脈に囲まれた高知県、四万十川のほとりに暮らす一家の人々。祖父の住む家で余命を送る決意をした母、それに寄り添う息子ノロ。嘘が真で闊歩する現世を憂うノロマなノロは、近づく母の死を受け入れられず徘徊している――。
監督・脚本・編集:甫木元空
出演:青木柚 唯野未歩子 前野健太 甫木元尊英
プロデューサー:仙頭武則 飯塚香織
撮影:米倉伸 照明:平谷里紗 現場録音:川上拓也 音響:菊池信之
助監督:滝野弘仁 音楽:Bialystocks
製作:ポニーキャニオン
配給:boid/VOICE OF GHOST
2022 年/日本/カラー/DCP/アメリカンビスタ/5.1ch/59 分
©PONY CANYON
11 月25日(金)より渋谷シネクイントほか全国順次公開
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