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【ダイエット】コンビニ弁当・菓子どう選ぶ? 低糖質・高カカオ・食物繊維・カロリーゼロ…管理栄養士が解説!」最近話題の高カカオチョコレートのダイエット効果や取り入れ方についても!

マガジンサミット

「昔から『カロリーゼロ』の商品はダイエットの味方として利用されている方は多いと思います。コーラが飲みたい、甘い物が食べたいでも口にすると太る。そんなときにカロリーゼロはどんなに魅力的でしょう。ですので、間食の代替品として利用するには、おおむねよいでしょう。もしデスクワークやPC作業で頭(脳)を使った際に、甘い物が欲しいと思ったときは、カロリーゼロではなく糖分を補給して脳に栄養を届けてください」

・「カカオ○%」「高カカオポリフェノール配合」表記のある食品を選ぶポイント

「カカオ70%以上のチョコレートは、カカオの配合が多い分、食物繊維が多く糖質が控えられているため、血糖値の上昇が抑えられます。また、カカオポリフェノールの強い抗酸化作用により活性酸素をやっつけることも期待できます。

・「グルテンフリー」表記のある食品を選ぶポイント

「小麦アレルギーの方はもちろんのこと、セリアック病(小麦や大麦、ライ麦に含まれるタンパク質のグルテンに対する遺伝性の不耐症)の食事療法にグルテンフリーの食事は用いられています。ところが、アレルギー以外にもグルテンを摂取することで倦怠感や頭痛を引き起こす、グルテン不耐性の方が意外と多く、グルテンを控えることで体質改善や肌がきれいになったという方も増えてきました。

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スイーツに欠かせないグルテンですが、慢性的に倦怠感や頭痛、肌荒れがある方はグルテンフリーを試してみても良いかもしれません」

■高カカオチョコレートがダイエットにおすすめの理由とは?

ところで、「カカオ○%」や「高カカオポリフェノール配合」表記のある高カカオチョコレートは、ダイエットにも役立つおやつという噂も。実際、どうなのでしょうか? 赤石先生に聞いてみました。

「おやつと言えば、スイーツやビスケット、和菓子などの甘い物やスナック菓子、せんべいといったイメージが強いのではないでしょうか。これらに共通するのは糖質が多いことから、血糖値が上がりやすい食品ということです。そこで、食物繊維がより多く、糖質も控えめな高カカオチョコレートを間食に変えることで、血糖値スパイクが抑えられ、肥満対策に。そして、間食としてもいいですが、食事の前に高カカオチョコレートをひとかけ食べるのもおすすめです。

ただ、ここで注意したいのは、高カカオチョコレートはやせる食品ではなく、あくまで太りにくくなるということです。

カカオには、便通改善や生活習慣病予防、脳の活性化といった研究結果もあるため、健康的なダイエットを目指して上手に摂取したいものです」

・一日の摂取の目安

高カカオチョコレートをダイエットに使用する際、一日にどのくらいの量をどのタイミングで食べるのがおすすめなのか、教えていただきました。

「抗酸化力があるカカオポリフェノールは、ストレス社会で生きている我々には強い味方でもあるので、1回に1~2枚を、1日数回は食べたいところです。ポリフェノールは水溶性のため、体に長くとどまることはなく、数時間で排出されることを考えると一日に数回に分けて食べるのが良いでしょう。ただし、ダイエットしながらという場合には、おやつの置き換えとして、高カカオチョコレート1~2枚を食べるという方法をおすすめします」

ダイエット中、コンビニで何を買おうか迷ったら、表記を見て即決するのではなく、今回解説されたことを参考に、摂取するタイミングや目的もよく考えて、賢く選ぶのがよさそうですね。合わせて、高カカオチョコレートも、賢くダイエットに取り入れていきましょう!

【取材協力】

赤石 定典(あかいしさだのり)先生

東京慈恵会医科大学附属病院 栄養部。管理栄養士。

レシピ本「慈恵大学病院のおいしい大麦レシピ」(東京慈恵会医科大学附属病院栄養部監修)のプロジェクトリーダー。その他、多くの健康本やレシピ本の著者・監修に関わる一方、テレビやラジオの出演の機会もあり、芸能人の食生活、栄養の摂り方などの指導を行い学内外での活動も多い。

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