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朝食を食べると幸せに!特に甘くて香ばしいグラノーラが幸福ホルモンアップにつながることが研究で判明

マガジンサミット

現代人は忙しくて朝食を抜きがちだ。そのような中、近年、「朝食習慣」と「幸せ」における相関関係がある事が明らかになってきている。

今回、フルーツグラノーラなども扱うカルビー株式会社が朝食欠食者への朝食介入研究を行った。朝食を抜く

このように、睡眠の質や疲労感、イライラにも繋がるとしてその効果を検証。被験者には主食(米・パン・麺・シリアル)を含む食事を摂取するように指導して8週間朝食を摂取してもらった。錠剤などの栄養素補給、栄養ドリンク、菓子、果物、乳製品、嗜好飲料などの食品のみを食べた場合は朝食欠食となる。

カルビー株式会社 研究開発本部 研究部 機能研究課の増富 裕文氏はこの研究に対して、朝食欠食者が継続的に朝食を食べても、体組成には変化がないものの、睡眠改善や睡眠の質の向上、日中覚醒困難が改善したと話す。

また、朝食欠食者は午前中の眠気が強く、意欲が低いことが報告されているが、継続的に朝食を食べることで、疲労、無気力が特異的に改善したという結果にもなった。

このように朝食を食べることは活力や睡眠の質にも影響することがわかったのだ。

【フルーツグラノーラで幸せホルモンの分泌上昇が判明】

更にカルビー株式会社は身体心理学者で幸せホルモン研究の第一人者である桜美林大学・山口 創教授と、朝食主食摂取によるオキシトシン分泌の影響について共同研究を実施した。

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幸せホルモンである「オキシトシン」とは、主に人間やペットとの触れ合い・愛情が深まる時に分泌され、幸福感を高めると山口氏は話す。このオキシトシンの分泌の効果としては美肌などの美容や健康に関わってくる。さらには抗うつ作用や鎮痛作用、抗ストレス作用もあると話す。 今回の研究は18〜37歳の健康な女性12名を対象に午前8時〜8時30分の間に試験食を摂取してもらい、食事の前後で唾液を摂取しオキシトシンの分泌量とストレス値の指標となるαアミラーゼ分泌量の測定を行った。試験食は、朝食主食の代表として、ごはん、パン、オートミール、フルーツグラノーラの計4種類とし、さらに非摂取を設けた。毎日異なる試験食を、連続した5日間で摂取してもらった。

研究結果として4つの試験食の中でフルーツグラノーラが最もオキシトシン分泌量を高めることが確認された。また朝食摂取と非摂取では朝食を摂取した方が夜に貯めておいたオキシトシン分泌量をキープしていることも明らかになった。

更に、ストレス指標「αアミラーゼ」の摂取前後の効果量を測定したところ、フルーツグラノーラが最も低値になることが示された。非摂取においては食事の摂取がなかったため、値はほとんど変わらない結果となった。 この結果に対して山口教授はフルーツグラノーラを摂取したことでリラックスした状態になり、ボジティブで、幸せな気持ちになったといえる。

今回のオキシトシン分泌量を他の行為で例えると、ペットをなでたり、触れ合ったときの上昇率とほぼ同じといえると話した。また、グラノーラとフルーツの「適度な甘さ」と焼き上げた香ばしい「香り」が、オキシトシン分泌に寄与したと考えられる。そのため、朝食にフルーツグラノーラをとり入れることが、ストレスも少なく幸せな一日のスタートをきるために有効といえると解説した。

その後はイシハラクリニック副院長 石原 新菜先生が加わり山口先生とのトークセッションが行われた。石原先生はオキシトシンは愛情ホルモンと言われていて、抗ストレスにもなるので、ストレス社会に生きる忙しい現代人にいい。そしてフルーツグラノーラのオーツ麦はタンパク質が豊富で低糖質、食物繊維も多い。

腸を整えると脳にもいいので、摂取することで腸内環境が整い、心も身体も健康にしてくれるのではないかと話した。 更に、現代人は栄養が偏りがちなのでその時に必要な栄養を考えてフルーツグラノーラと組み合わせるのがいいと言う。

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