今回はロケ撮影も多く、物語のポイントである小田急線世田谷代田駅のほか、紬がバイトをしている設定の渋谷のタワーレコードなど、リアルな環境で撮っているそう。試行錯誤しながら撮影しているという川口に対し、目黒は「世田谷代田駅が運営している時間に実際に電車に乗って、3つ先の駅ぐらいに行って、もう一回折り返してきて、降りてくる所を撮るとか」と、実際のダイヤで動いている電車に乗って、カメラクルーが現場で待って降りるシーンを撮影していると明かす。鈴鹿はタワーレコードでの撮影について「置いているCDをその年代に合わせたり、本当に細かくこだわって撮影してるなと思います」と答えた。
最後に川口が「人が人のことを本気で好きになったり、思ったりする時に、胸がキュンとなったり、温かかったり、痛かったり、そういうものをお伝えしていけたらいいなと思いますし、本当に様々な愛の形が描かれていると思います。温かくて、切なくて、笑って、泣けて、色んな感情になっていただける、そんな最高なドラマをお届けしたいと思っております」と挨拶した。温かいラブストーリーと、回想シーンでの3人の貴重な制服姿にも注目したい作品だ。（本 手）
